『スター・ウォーズ』の新作が見たい!
第1作目の公開から45年経つ今でも冷めやらぬ『スター・ウォーズ』熱。最近はスピンオフのドラマや映画が大人気ですね。ということで、たくさんの人が心待ちにしているだろう『スター・ウォーズ』最新作の情報を一気にご紹介します。
ちなみに、5月は『スター・ウォーズ』関連のニュースが盛りだくさんでした。5月4日に『オビ=ワン・ケノービ』のトレイラーが公開、25日は『エピソード4:新たなる希望』の45周年記念日、スター・ウォーズ・セレブレーションの開催など。6月はどうなるか。『オビ=ワン・ケノービ』最終章の予告に加えて、これから最新映画の発表もあるかも…?
記事の最終更新日:2022年6月29日
次の公開作品
『Andor』

公開日:2022年8月31日(Disney+で配信)
『ローグ・ワン』に登場したキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルーナ)が反乱軍のスパイになるまでを描いた物語。ステラン・スカルスガルドやフィオナ・ショウ、ジェネヴィーヴ・オーライリーなどの人気俳優が出演することで話題です。ただ、残念ながらK-2SO役アラン・テュディックの出演はならず(少なくともシーズン1では)。
脚本家トニー・ギルロイによると、12エピソードで1シーズンが構成され、物語の始まりはアンドーの惑星が破壊される場面。またシーズン2もすでに撮影中で、『ローグ・ワン』につながる重要なパートになるとのこと。シリーズが進み、アンドーが革命に目覚めるにつれて舞台も新たな惑星へと変わっていく予定です。
トレーラーはこちらから。
次に公開予定の映画
タイカ・ワイティティ監督映画
公開日:未定だが2023年12月22日、2025年12月19日、2027年12月17日が有力(映画館での公開)
オスカー賞を受賞した『マイティ・ソー:バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティが監督を務め、脚本は監督ワイティティとクリスティ・ウィルソン=ケアンズの共同制作。これに対し、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディは「彼の作品作りはとても新鮮。あのユーモアと才能があれば、必ず観客が忘れらないような映画になるはず」とコメント。公開日ついて、雑誌ヴァニティ・フェアによるとパティ・ジェンキンス監督の『ローグ・スコードロン』よりも先になるのでは?との噂もあるようですが、どうなるのか。
タイカ・ワイティティが今作品について語ったインタビューはこちらから。
公開日が未定の作品
『バッド・バッチ』シーズン2
公開日:2022年秋(Disney+で配信)
ハンター、レッカー、テク、クロスヘアー、エコーそしてギャング、彼らの住処の崩壊で終了した前作。シーズン2では少し時が進み、帝国との決戦が主な内容となる予定です。カメオ出演もなんだか多そう。ガラッと変わった衣装も必見ですよ。セレブレーション中に公開されたトレーラーはこちらから。
『Tales of the Jedi』
公開日:2022年秋(Disney+で配信)
ルーカスフィルム・アニメーションが制作する全6話構成のアニメーション作品。指揮を取るのはデイブ・フィローニ、脚本は『クローン・ウォーズ』のチャールズ・マレーと監督フィローニの共同制作。
物語の設定は2〜3話ほどで移り変わり、前半はアソーカ・タノ、後半はクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソンと彼の息子が演じる予定)の師匠であるドゥークー伯爵が主人公となります。前半は、アソーカの出生から帝国誕生後の活躍まで幅広くストーリーが展開。対して、ドゥークー伯爵のパートでは彼がジェダイ・オーダーから離れダークサイドに落ちるまでに焦点が当てられます。
公開情報はこちらから。
『マンダロリアン』シーズン3

公開日:2023年2月(Disney+で配信)
シーズン2では少々もやっと感が残った『マンダロリアン』(詳しくはこちら)。シーズン3では、もやもやをしっかりと回収しつつ物語が進んでいく様子。今作ではメインキャラクターはもちろんのこと、ある”大切な仕事”とともにケイティー・サッコフが演じるボ=カターン・クライズもカムバックします。公開日については、制作が終了しているため今年末とも言われていますが、詳細はまだ未定。
また、トレイラーはセレブレーション中に公開済ですが、作品のプレミアが行われるまではネット上には載せられないとのこと。監督はブライス・ダラス・ハワード(シーズン1のエピソード監督)とカール・ウェザース。
『ビジョンズ』 シーズン2
公開日:2023年春( Disney+で配信)
シーズン2は日本をはじめ、アメリカ、イギリス、チリ、フランス、南アフリカ、韓国、インド、アイルランド、スペインの10カ国のチームが制作を手がけるとのことで、かなりグローバルな作品になりそう。監督や内容についての詳細はこれから明らかになっていく予定です。
実写版 『アソーカ』

公開日:2023年(Disney+で配信)
デイブ・フィローニが共同製作者を務める今作品。公開された映画の一場面から主役のロザリオ・ドーソンに加えて、ナターシャ・リュー・ボルディッツォがサビーン・レン役として出演することが明らかになっています。他にドロイドのチョッパー、さらにヘラ・シンドゥーラも登場する可能性大。
これらの登場人物やマンダロリアンでの出演シーンから、アソーカが『スター・ウォーズ 反乱者たち』のラストで活躍後にスローン大提督の後を追いかけるというストーリー展開になっていきそうな予感。エズラ・ブリッジャーは登場する?アソーカがルーク・スカイウォーカーを知っている事実は?レイ・スティーヴンソンは誰を演じる?など謎は残りますが。制作は5月9日に開始予定。最新記事によるとメアリー・エリザベス・ウィンステッドも登場予定とのことです。
『Skeleton Crew』

公開日:2023年(Disney+で配信予定)
監督は『スパイダーマン』のホームシリーズを制作したジョン・ワッツとクリス・フォード。セレブレーションではタイトルとジュード・ロウの出演が知らされたのみで、謎の多い作品です。
設定は『エピソード6:ジェダイの帰還』後の世界で、銀河系で迷った子どもが家路を探す姿を追いながら、子ども目線で世界を見るという構成になるとのこと。1980年代のアンブリンアドベンチャー作品に世界観が似ているそう。また、監督によると、時代設定は新しい『アソーカ』シリーズや『マンダロリアン』と同じとのこと。
詳しくはこちら。
『The Acolyte』
公開日:未明(おそらく2023年ごろ、Disney+で配信予定)
監督は『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』の共同制作者レスリー・ヘッドランドで、ハイリパブリックの時期に焦点を当てた最初の作品。アマンドラ・ステンバーグの出演が噂されていますが、キャスティングは現在進行中です。
ストーリーはすでに描かれていて、監督へのインタビューによるとファントムメナスが起こる100年ほど前の世界が舞台だそう。「ほとんどのキャラクターが生まれておらず、これまで着目されなかった時代に政治や個人、精神の面から焦点を当てていく」とのことで、シス卿はジェダイたちに気づかれずにどうやって上院に潜り込んだのか?という大きな謎をついに解き明かす作品になるかも。
5月24日公開のインタビューでは、『The Acolyte 』はずばりミステリー、不明瞭なハイパブリックの時代の出来事を作品で解き明かしたいと監督が意気込みを語っています。エクスパンデッド・ユニバースからもさまざま要素が持ち込まれるとか。
『ローグ・スコードロン』
公開日:2023年12月22日に予定されていたが、2025年12月19日か2027年12月17日が有力(映画館での公開)
『ワンダーウーマン』の監督パティ・ジェンキンスが手がける、パイロットが主人公の映画。次の新作だとここ数年言われ続けてきましたが、公開日に遅れが生じている様子。新たな公開日は未発表のままです。
『A Droid Story』
公開日:未定(Disney+で配信)
制作にはルーカス・フォルムに加えてインダストリアル・ライト&マジックも参加。作品中ではR2-D2、C-3POとともに新たなヒーローがお目見する予定です。
『Lando』
公開日:未定(Disney+で配信)
『親愛なる白人様』の監督ジャスティン・シミエンが、"あるキャラクター"のイベントシリーズを手がけていることだけ明らかにされていた作品。ですが、最新インタビューで、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディがドナルド・グローバーにフォーカスした作品になることを口にしています。
情報の更新がないが、公開されるであろう作品
『ボバ・フェット 』 シーズン2
公開日:未定(Disney+で配信)
シーズン1が続きがある感満々で終了したので、シーズン2があることはほぼ確実。ですが、公式な発表はまだありません。シーズン1の撮影の舞台裏映像でも見て気長に待ちましょう。
ケヴィン・ファイギ監督作品
公開日:未定だが2025年12月19日、2027年12月17日が有力(映画館での公開)
マーベルスタジオ社長でありながら、大のスター・ウォーズ好きでも知られるケヴィン・ファイギ。制作には『ロキ』や『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』の脚本家マイケル・ウォルドロンも参加。進行状況はまだ初段階のようで、詳細は明らかにされていませんが、彼らがどんな世界観を作り上げてくれるのか今から楽しみです。
ジャスティン・ディラード監督作品
公開日:未定
ルーク・ケイジと脚本家マット・オーウェンズが制作に参加予定。ドラマ、映画など作品の形式もまだ分かっていませんが、J・J・エイブラムスの『フォースの覚醒』と並行して制作活動は着々と開始されている様子。
公開が見送りになりそうな作品
『Rangers of the New Republic』
『オビ=ワン・ケノービ』や『アソーカ』『Andor』『マンダロリアン』とともに発表があった、キャラ・デューンが主人公の作品。『マンダロリアン』『ボバ・フェット』と結びついた物語になる予定でしたが、女優のジーナ・カラーノが『スター・ウォーズ』作品から退いたため、実現には至らなそう。ただし、公式な発表は何もされていません。
ライアン・ジョンソン監督の三部作品
『最後のジェダイ』公開前に、制作すると公式に発表があった3部作ですが、監督ライアン・ジョンソンが他の活動に精を出しているため、公開の可能性は薄そう。打ち切りの公式発表はされていませんが、ルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディによると、制作は後回しになっているとのことです。