主役は横須賀美術館。ミュージアムという建築そのものを愛でられるワールド #VRChat

  • 7,549

  • author 武者良太
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
主役は横須賀美術館。ミュージアムという建築そのものを愛でられるワールド #VRChat
Photo: 武者良太

空間そのものがアートだということが、濃厚に伝わってきます。

美術館といえば展示されている美術品を見て楽しむスペースですが、見て回っているときに思ったりしませんか? 建物そのものが見てみたいな、って。

住宅やオフィスの作りとは違う、回遊性が高い構造を隅から隅まで味わってみたい。そんな願いもソーシャルVRの世界では叶えられます。

今回ご紹介するのは、そにっく241@メタバース建築さん( @sonic88510 )が手掛けた「Yokosuka Museum of Art -横須賀美術館-」です。横須賀の海沿い、観音崎公園に作られた横須賀美術館の許可、協力のもと公開されたVRChatワールド、デジタルツインなスペースです。

02
Image: Google

Googleストリートビューで横須賀美術館を見ると、そのそっくりっぷりにワクワクしてきますね!

海を見ながら休みたくもなるワールド

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-08-48.414_R
Photo: 武者良太

2007年に開館した横須賀美術館は、海と山の狭間にある美術館です。建築家・山本理顕氏の作品で、周囲の自然が感じられる構造となっているのがポイントです。

04
Photo: 武者良太

特にこちらのYokosuka Museum of Art -横須賀美術館-は、人がいないし、ワールド内に置かれている展示物やカラーコーンのようなオブジェクトが少ないから、海との距離が近い。それぞれの窓から見える海も作品の1つだといわんばかりです。

まず、こちらは通路から見たシーン。緩やかな坂を下った先に広がる東京湾がダイナミック!

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-21-23.258_R
Photo: 武者良太

エントランスに入ってから振り返ると、通路の先に海がある。

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-20-16.470_R
Photo: 武者良太

悟りの窓を思わせる丸窓は、カフェスペース越しにやはり海がいる。

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-11-32.490_R
Photo: 武者良太

屋上からのビューも大パノラマ海絶景が広がりますし。

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-05-33.683_R
Photo: 武者良太

谷内六郎館からは、谷内六郎氏の縦長構図な風景画をモチーフとしたものか、縦長に切り取られた海が見えます。

優しい影が広がる空間に建築家への思いを馳せる

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-07-34.397_R-1
Photo: 武者良太

エントランスの壁にあるピクトグラム「よこすかくん」。フィジカルディスタンスを確保しよう、マスクをしようというこれらのピクトグラムの他にも、館内には様々なよこすかくんが描かれています。一目見ただけで伝えたいことが理解できる、ユニバーサルデザインの真髄じゃないですか。

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-08-12.708_R
Photo: 武者良太

1階、2階、屋上をつなぐ螺旋階段を見て、何か気が付いたことはないでしょうか。ここ、複雑な構造物がある関係で、影の存在感が強めなんです。でも他の場所の影は優しい。優しく、ふんわりと拡散しているところばかり。

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-16-29.410_R
Photo: 武者良太

横須賀美術館の壁や天井には、大小様々な大きさの丸い窓から自然光を取り入れています。また建物の角は丸みを帯びており、光と影のエッジは控えめ。展示する美術品が主人公であり、舞台そのものはスポットライトを当てるがわ。

なんだけど、Yokosuka Museum of Art -横須賀美術館-は主役が建物、というわけです。建築物スキーとしては、建築家の思考をトレースできるような素の世界に鳥肌が立ちます。

横須賀美術館の写真と見比べながらのウォーキングも楽しい

VRChat_3840x2160_2022-07-09_01-14-55.566_R
Photo: 武者良太

実は、Yokosuka Museum of Art -横須賀美術館-にはいくつかの写真が展示されています。これは横須賀美術館そのものを撮った写真であり、リアルな横須賀美術館を知ることができる資料でありアート。この写真があることで、くやしい、何度でもぐるぐると巡りたくなってきます。

リアルスケールに合わせて作られたワールドのため、低身長なアバターだと見上げることが多いかも。160cm以上の大きさのアバターで行くと楽しさばかりを受け止めることができますよ。

ウクライナ人コミュニティハブから行けるロシアのコンビニワールド #VRChat

2019年11月にVRChat店としてオープンしたロシアのコンビニワールド「5 Пятёрочка Russian」は、ロシア語圏VRChatユーザーのたまり場...

https://www.gizmodo.jp/2022/07/pyaterochka-vrchat.html

Source: VRChat