ライフハッカー[日本版]2021年8月19日掲載の記事より転載。記事中の情報は掲載時点でのものです。
iPhoneを紛失したら大変です。カフェに忘れたり、駅で盗まれたり…。
でも幸いなことに、失くしたiPhoneを探すのは簡単です(ただし、電源が入っていて、必要な設定が有効になっている場合)。パスコードが有効になっていれば、自動的に「探す」機能も有効になっています。
今回は、紛失したり、盗難にあったiPhoneを見つける方法を紹介します。
「探す」でiPhoneを見つける

iPhoneを紛失したことに気づいたら、まずは「探す」サービス(旧名:iPhoneを探す)を使いましょう。
どのパソコンからでもよいので、icloud.com/findを開きます。この時、失くしたiPhoneで使用しているのと同じiCloudアカウントでサインインしてください。
家族と「ファミリー共有」機能を使っている場合は、家族のiPhoneを使って、失くしたiPhoneを追跡することもできます。家族のデバイスから「探す」アプリを開いて、自分のiPhoneを探すだけです。
ブラウザでiCloudのウェブサイトにサインインしたら、上部の[すべてのデバイス]を選択し、失くしたiPhoneを選択します。
すると、マップにiPhoneの現在位置が表示されます。iPhoneの電源が切れている場合は、最後に確認された場所が表示されます。これでiPhoneの位置がわかったので、取りに行くことが可能です。
近くまで来たら、[サウンド再生]オプションを使って、iPhoneから音を鳴らして探すことも可能です。
「紛失モード」でiPhoneを守るには
iPhoneの電源が切れてしまった場合(または盗難にあった場合)は、紛失モードを有効にすることが最後の手段となります。
紛失モードをオンにすると、iPhoneがロックされ、通知やメッセージが届かなくなります。また、Walletアプリに保存されているカードやIDも無効になります。
ただし、紛失モードでも着信(FaceTime通話を含む)は可能で、iPhoneの位置情報も引き続き追跡できます。
紛失モードを有効にするには、[紛失モード]ボタンをクリックしてください(この機能は、iPhoneでパスコードを使用している場合のみ有効)。
ここで、iPhoneに表示したい電話番号とメッセージを入力すると、誰かが自分のiPhoneを見つけた時に、連絡を取りiPhoneを返してくれるかもしれません。
iPhoneが盗まれた場合、警察に届け出る以外にできることはあまりありません。
[iPhoneを消去]機能を使って、iPhoneのストレージを完全に消去することをおすすめします(消去はiPhoneがオンラインになったときに実行される)。そうすれば、少なくとも個人情報だけは守ることができます。
iPhoneを「確実に取り戻す」設定3つ
「探す」機能はデフォルトで有効になっているはずですが、念のため動作を確認しておくとよいでしょう。
iPhoneを失くして慌てる前に、今のうちにチェックしておけば安心です。
パスコードを設定する
パスコードがないと、「探す」機能は使えません。
[設定]>[Face IDとパスコード]でパスコードを設定し、Face IDかTouch IDを有効にしてください。これで、誰かが自分のiPhoneを手に入れたとしても、あなたの個人情報に簡単にアクセスすることはできません。
「探す」機能を有効にする
次に、「探す」機能が有効になっていることを確認します。
[設定]を開き、ページ上部の[プロフィール]をタップします。ここで、[探す]>[iPhoneを探す]と進み[iPhoneを探す]機能が有効になっていることを確認します。
ファミリー共有機能を有効にする
ほかにiPhoneを使っている家族がいる場合は、ファミリー共有機能を利用しましょう。
アプリの購入やAppleのサービスを共有できるだけでなく、「探す」アプリを使って、家族共有アカウントに接続されているすべてのデバイスを追跡することができます。