Pixelスマホ、熱くてウォッチのバッテリーどころじゃないんだけど…。
Samsung(サムスン)のGalaxy Watch 5とGoogle (グーグル)のPixel Watch、どっちが長いのか? 気になるバッテリー持ちについて新情報が入ってきました。
夜間充電は便利そうではあるんだけど…
9to5Googleが先週FitbitのAndroidアプリを調べて気づいたことなんですが、Pixel Watchにはどうやら「夜間充電リマインダ」なるものがあるらしいのです。これをONにすると、毎晩寝る前にバッテリー残量をチェックして、残り30%を切る場合、寝てる間に充電するよう通知が出るんですね。つまり、1日使うと残り30%を切ることもあり得る、ということになります。
今やスマートウォッチは就寝中も着けっ放しで、睡眠サイクル追跡が当たり前になっちゃってるので(Galaxyはレムサイクルまで追跡できるバッテリー残量がウリなので、私も産後の授乳期には睡眠不足にならないようGalaxy Watch Activeで追跡してました)、夜に充電しなきゃならないのは微妙な気が…。
それにしてもFitbitアプリが手がかりになるなんて、目のつけどころがユニークですよね。FitbitはGoogleが2017年に買収して傘下に収めた会社なので、スマウォにも絶対組み込まれるだろうし、それを見ればだいたいのところはわかるというわけです。
一応1日持つという噂は前にも出回っていましたが、全センサーをONにして何時間マイナスになるのか。知りたいのはそこですよね。Galaxy Watch 5は最大50時間ですが、Fitbit Charge 5はGPSを切れば平均最大1週間も持つので、結構な差です。
まあ、スマートウォッチやフィットネスバンドのメーカーさんが発表するバッテリー駆動時間は、最適な条件下で計測した最大値なので、現実の使用ではもっと短いことも往々にしてあります。こんなにちっちゃな端末でバッテリー持ちを最大化するのがすごく難しいのも事実。Pixel Watchは、睡眠トラッキングみたいな特殊ニーズでウォッチを買い求める人より、もっとカジュアルに楽しみたい人がターゲットなのかもしれませんしね。
バッテリーの噂が流れてすぐThe Vergeが念押ししたように、フィットネスウォッチの電池が長持ちなのは、最初からトラッキングを念頭に開発されたものだから。比べるのは酷かもしれません。
同じスマートウォッチでも、去年の夏に発売されたときから持ってるGalaxy Watch 4(LTEモデル)は、バッテリー持ちよくて今さらながら感心します。先日発表になったGalaxy Watch 5 Proなんかも、ゴルフやアウトドアを意識して結構大きいバッテリー積んできてるので(590mAh。標準モデルの5は40mmが284mAh、44mmが410mAh)、案外こういう細かいところが大きな差になっちゃうのかも。