モトローラの新作折りたたみスマホ｢moto razr 2022｣には顎がない

革新か、没個性か。

Motorola（モトローラ）の折りたたみスマートフォン｢moto razr｣シリーズといえば、縦折りタイプの本体だけでなく、画面下の飛び出しこと｢顎（アゴ）｣もデザインの特徴でした。実はこのデザイン、2000年代に販売されていた携帯電話｢Motorola RAZR｣から引き継いだものだったんですよね〜。

そして先日には、新型の折りたたみスマートフォン｢moto razr 2022｣が中国にて発表されたのですが…なんと、そこにはあのアイコニックな顎がなくなっているじゃないですか！

ディスプレイ大型化＆優れたカメラ性能

moto razr 2022のウリは、もちろんその折りたたみディスプレイなのですが、今モデルではサイズが6.2インチから6.7インチに大型化。さらに、最大144Hzの高速駆動にも対応しています。ディスプレイのスペックだけなら、サムスンの縦折りスマートフォン｢Galaxy Z Flip4｣を上回っていますな（解像度はFlip4が上）。

背面には、2.7インチの大きなサブディスプレイを搭載。自撮りの際には、この画面で自分の姿を確認することができます。背面カメラも5,000万画素メイン＋1,300万画素超広角と、前モデルからグレードアップ。さらに、プロセッサには最新の｢Snapdragon 8+ Gen 1｣を採用。最大12GBのRAMと512GBのストレージと組み合わせることで、サクサク動作を実現しているはずです。

moto razr 2022の中国向けの価格は5,999元（約12万円）から。お、意外とお求めやすいですね。日本への投入時期や価格はまだ発表されていませんが、個人的には今一番欲しい縦折りスマートフォンです。

Source: Motorola