XR、そろそろ無視できないよなぁ…。
制作系のプロデューサーやプランナーのなかには、そろそろそんな感じでお尻に火がついてきた人も多いのではないでしょうか? 思っていたより早くわれわれの生活に浸透してきたXR(クロスリアリティ)ですが、クライアントさんからも「うちでもアレできないの?」みたいなゆるふわニーズが寄せられたりして、でも、その場の誰もXRってイマイチよくわかってないなんて、そんな現場が世の中にいくらでもありそうですよね。

Psychic VR Lab、パルコ、ロフトワークの3社による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」。3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして、2018年1月に始動してからさまざまな活動をしているプロジェクトですが、そのNEWVIEWがXRコンテンツのプロデューサーやプランナー向け講座「NEWVIEW BIZ」の開講を発表し、参加メンバーを募っています。
講座はかなり実践的
対象はビジネスでXRを活用したいけど、前述のようにどこから手をつけていいかわからないといったビジネスパーソン、クライアントワークでXRを活用していきたいと考える広告・制作系のプロデューサーやプランナーなど。まだまだ進化の過程にあるXRですが、わかりやすく手法を把握できるといった意味でかなり有効なのではないでしょうか。

具体的な講座内容としては、企画会議のシミュレーションやクリエイターとのマッチングサポート、XR活用のための各種ツール提供、トークプログラムやワークショップなど、実践的で多岐にわたる内容が予定されています。単なるコンテンツ制作に留まらず、企画術やプレゼン、見積もりなどにも踏み込んでいくところが大きなポイント。受講生には国内外のXRトレンドをBtoBメインに紹介したメールマガジンなども配信されます。
講師陣には玉樹真一郎(プランナー・わかる事務所)、きださおり(コンテンツディレクター・SCRAP)、アフロマンス(クリエイティブディレクター/DJ・Afro&Co.)、佐藤ねじ(プランナー/アートディレクター・ブルーパドル)、浅見和彦(プロデューサー/プロジェクトマネジャー・Psychic VR Lab)、Discont(アーティスト・Psychic VR Lab)といったすでにXR分野で活躍しているプロデューサーがラインナップされています。こうしたトッププロデューサーのほか、XRに関心が高い参加者同士で交流できるのも意義深いですね。
講義はYouTubeやZoomなどを活用し、参加者同士はDiscordでコミュニケーションできます。受講料金は1アカウント年間30万円、3アカウント年間75万円です。現在は事前登録受付中で、正式申込開始は8月24日より。
まずは無料のオンライン説明会を

講座開始は9月中旬ですが、その前に無料のオンライン説明会として、9月8日17時から「もしも、XRやってと言われたらどうする?会議」がZoomで開催されます(要事前申込み)。興味がある方は、まずこちらを体験してからでもいいと思います。ビジネス展開を絡めたXRコンテンツの講座はまだ珍しいですし、制作プロデューサーの方々にとってはいい機会なのではないでしょうか?
Source: NEWVIEW BIZ