『オッペンハイマー』とはどんな人だったのか?クリストファー・ノーラン監督の新作映画の予告編が公開に

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  • author 巽英俊
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『オッペンハイマー』とはどんな人だったのか?クリストファー・ノーラン監督の新作映画の予告編が公開に
Image: OPPENHEIMER / Universal Pictures
© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.

科学者の栄光と苦悩。

クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』の予告編映像が公開されました。

原作はカイ・バート著のピュリッツァー受賞伝記『オッペンハイマー 『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇』で、「原爆の父」と呼ばれる物理学者、ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いたものです。

生涯抱き続けた悔み

カリフォルニア大学で優れた物理学教授として活躍していたオッペンハイマーは、マンハッタン計画と呼ばれる原爆開発プロジェクトを主導する立場に任じられ、世界初の核兵器を生み出した人物です。使用することができない兵器、つまり抑止力と想定して原子爆弾の開発に携わったのですが、実際に戦争に使用されると激しく後悔して、生涯罪の意識を抱き続けました。戦後は反核兵器運動に積極的に参加し、そのために公職を追われるなど、波瀾に富んだ人生を歩んだ人物です。

Video: Universal Pictures / YouTube

予告編はループ映像になっており、2023年7月16日に向けてのカウントダウンがアナウンスされます。この日付はアメリカが人類最初の核実験を行った1945年7月16日から78年目を意味したものです。予告編自体は短いもので、オッペンハイマーの帽子、業火や爆発雲などのイメージ映像が挟み込まれています。シンプルでストーリー説明もほとんどされていませんが、重厚なメッセージ性を感じさせます。

主演のオッペンハイマー役はキリアン・マーフィーが務め、そのほかにエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニーJr.、ラミ・マレック、ジョシュ・ペックなどが出演。映画『オッペンハイマー』は、2023年7月21日に全米公開されます。

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https://www.gizmodo.jp/2020/09/tenet-yamazaki-shiro-sensei-interview.html

Source: OPPENHEIMER / Universal Pictures