ゆっくり育つ多肉植物に、癒やしを感じるこの頃です

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ゆっくり育つ多肉植物に、癒やしを感じるこの頃です
Photo: ヤマダユウス型

生活圏に自分以外の生命が在る。その感覚が、なんか良い。

ここ数年で、多肉植物にハマりました。近所の園芸店やインスタで知ったポップアップショップ、都内で開催される多肉植物ビッグバザールなど、まだ見ぬ出会いを求めて多肉探しに奔走している次第です。

というわけで、僕のお気に入りの多肉たちを紹介します。が、そもそものハマったきっかけを語りましょうぞ。

お気に入りの植物を枯らした思い出

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2年ほど前、近所の園芸店で「十二の巻」なる多肉植物を見かけて、その特異な見た目に一目惚れしてお迎えしたのが多肉生活の始まりでした。それまで我が家の植物の類は再生栽培の大根くらいだったんですけど、「多肉植物はあまり手をかけなくて良い」と聞いて、それならばと。その後、別の園芸店で「逆鱗竜」も購入しました。

結論から言うと、1年経たないうちに2株とも枯らしました。原因は、根腐れ。水をやりすぎてたんです。手をかけなくて良いのが多肉の利点なのに、つい構いすぎてたんですね…。多肉のためにサーキュレーターも導入したのに、こんな結末になるとは。

それからもちょくちょく多肉をお迎えしては、根腐れには特に留意して管理していました。そして最近引っ越しをしたことで多肉スペースの環境が大きく変化。日当たりがかなり良くなって、明らかに以前より生き生きした姿になってきました

これだけ日当たりが良いなら、もうちょっと増やしても良いはず。ってことで、最近になって改めて多肉にハマり直した次第です。植物の知識は知らないことばかりで、その多様性には驚くばかり。植物も生命なんだねぇ。

自然では見かけない、不思議な見た目

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では、改めて我が家のお気に入り3株をご紹介。まずはこの「マハラジャ」です。コイツは2種類の品種をくっつける接ぎ木によって作られた園芸種で、異質な見た目が持ち味。接ぎ木の品種も様々で、大きさによってキングやクイーンと冠されることもあります。

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購入当初はこんな見た目だったんですが、一部が伸びてきて上の写真のようになりました。マハラジャの上部は綴化(本来は点である植物の成長点が線状になったもの)した「ラクティア」なんですが、どうやら先祖返りしたことで上に伸びてきたみたい。どう成長するかわからないのも多肉の面白いところです。

多肉は器も面白い

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お次は「アロエ・ソマリエンシス」。アロエは町中でも見かけるポピュラーな多肉植物ですね。園芸店では植物だけでなく植木鉢も売っているんですが、なかには陶芸家さんが1点モノとして拵えた作家鉢なるジャンルがありまして、この鉢は保田修作さんという作家さんの鉢。なんと、多肉よりも3倍以上のお値段ッ。

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「なんてカッコいい鉢だ…!」という感情から始まって、その鉢に見合う多肉を探す。そうした逆転現象も、園芸の世界では珍しくないみたいです。鉢は植物の台座であり、お部屋の景観を決める要素でもあります(屋内で育てる場合は)。お気に入りの器で育てる植物には、特別な愛情が湧くものなのです。

最近流行りのイカついヤツ

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最後はつい最近購入した「アガベ・チタノタ」です。アガベは近頃とみに人気になってきたみたいで、園芸店でも値上がり気味だそうな。写真のチタノタはまだまだ子供で、大きくなるとこんな風になるそうな。

なんともイカついトゲみと色味。どんなかたちになるかは親株の個性や育成環境にも左右されるみたいで、自分だけのかっけぇ1株を目指せるわけですね。整ったものだと数万円とかいっちゃうんですが、うちの子くらいのサイズなら2,000円くらいで手に入ります。チタノタばかり育ててる人もいらっしゃいますし、これもまた奥が深い世界。

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そしてこれは神代植物公園に展示されてるチリ原産のチタノタ。こんなのがそこいらに生えてるってんだから、世界はすごいねぇ。キソウテンガイだねぇ。

ゆったりとした時間軸で過ごす、ボタニカルライフ

特異な見た目、穏やかな成長速度、鉢との組み合わせなどが、多肉を育てる楽しみかなと感じています。観葉植物も良いんですけど、多肉の珍奇な見た目は独特の愛らしさがあるんですよね。でも、その見た目や性質が彼らの生存戦略でもある。

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というわけで、緩やかにハマっている多肉ライフの紹介でした。次はどんな多肉、どんな鉢と出会えるのかしら。

Photos: ヤマダユウス型