町中を飛んでいたらビビる!世界一大きな蛾の一種がワシントン州で発見される

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  • author Lauren Leffer - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
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町中を飛んでいたらビビる!世界一大きな蛾の一種がワシントン州で発見される
Image: Shutterstock

飛ぶ時バサバサ音が聞こえそうなくらいデカい!

インド、東南アジア、中国、日本に生息する世界最大級の大きさを誇る蛾「アトラスモス(日本名:ヨナグニサン)」。羽を広げると24cmにもなる超巨大な蛾なのですが、なぜかいるはずのないアメリカ・ワシントン州で見つかり、昆虫学者が警戒するよう呼びかけています。

ワシントン州シアトルの隣町ベルビューで発見された一匹のアトラスモスですが、飼育されていて逃げ出したのか、どこかで生息していて一匹ではなく他にもいるのか調査が始まっているそうです。羽は蛇の頭のような模様でこれによって敵を威嚇しているとのこと。

美しいけれど、農作物には害あり

ワシントン大学の昆虫学者Patrick Tobin氏は取材に対して「信じられないくらい美しい蛾です。蛇の頭を羽に持つすばらしい模様ですね」と感激して話していますが、実はその美しさとは対照的に昆虫学者や農家にはあまりウェルカムではない昆虫なのです。もともとインド、東南アジア、中国、日本に生息している蛾で、数が増えすぎると木や植物を食い荒らすため農作物にとって「害虫」として認知されているのです。アメリカでは「連邦検疫有害生物」に指定されているので、このアトラスモス、その卵や繭の購入、飼育、売買は法律で禁止されています。

もしもアトラスモスの毛虫がどこかでたくさん生まれていた場合、ワシントン州の名産であるりんごやさくらんぼの木にくっついて葉を食べてしまうことが危惧されています。しかし、もともと温暖な気候に生息するアトラスモスがアメリカ北部の気候の中で生き延びることができるかはわからないとのことです。

現地テレビ局の取材によると、eBayでアトラスモスの繭を一つ60ドル(約8,000円)で販売しているアカウントが見つかっていて、タイから繭を持ってきて不法に取引しているようだということです。

現在、ワシントン州の住民はこの蛾を見かけたら写真撮り、発見場所を州政府に連絡するように呼びかけられています。

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