新型AirPods Proを今回はスルーする理由。初代Proユーザーはいつ買い換えるのが良いのか悩ましい…

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  • author 山本勇磨
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新型AirPods Proを今回はスルーする理由。初代Proユーザーはいつ買い換えるのが良いのか悩ましい…
Photo: 山本勇磨

触ったら余計に買い替えタイミングが難しくなった…。

AirPods Proのヘビーユーザーの方は、9月のイベントで新型AirPods Proが出たとき「これは買い替えるべきか…?」ということに悩んだはず。

僕も2019年の発売日から初代AirPods Proを使っていて、今年で丸3年。毎日使っているのでバッテリーはカスカスです(満充電から2~3時間で0%になる)。状況から言うと即買い替えたほうがいい気がするのですが、編集部で購入した実機を触ってから決めようと思っていました。

そして今日実機を触りました。結果から言うと、僕は今回の発売タイミングでの買い替えをスルーします。もうちょっと頑張ります。

音質の進化が買い替える理由にならない

220923_airpods_pro_2_handson_3
見た目での大きな変化は、ケースのスピーカーとストラップホール

もうちょっと頑張ることにした理由は、思ったより進化を感じられなかったからです。

僕がまずテスト機で試したかったのは、音質とノイキャン性能の進化。今回「H2チップ」になったということで、外側の大きさやデザインは全く同じながら(うどんも長くなっていません)、中身の性能が大きく進化しているとのことでした。

しかしながら、触ってみた感じは普段のAirPods Proとほぼ同じ。音質は聴き比べれば違いが分かりますが、“AirPodsの音”は良くも悪くも健在Appleが言うように低音は一段と深く、高音は一段とクリアに聞こえますが、方向性は全く変わっていないので今すぐ買い替えたいほどではありませんでした。

ノイキャンはかなりすごい

それよりか、ノイキャンはもうちょっと進化している気がします。AirPods Pro(第1世代)のノイキャンは「雑音は消えるけど、声はまぁまぁ聞こえるよね」という感じでしたが、今回はすごいことに声もほとんど聞こえません。ただし、これはユーザーの使い方によってはキャンセルしすぎな気もしています。

昨今、電車内で不審な事件が多いということで、屋外でノイキャンをするシーンはかなり慎重に選んでいます。今回のAirPods Proはパブリックなところで使うノイキャンとしてはかなり強い。歩きながらのノイキャンはもってのほかです。

家の中で静かに仕事をしたいなど、新型AirPods Proに“最強の静寂”を期待している人も多いはず。そういう方は今すぐ買った方がいいです。絶対に感動します。

むしろテンションが上がったのは、細かい部分

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むしろAirPods Proで一番テンションが上がったのは、Find My(探す)アプリに対応したことでした。充電ケースに搭載されたスピーカーから音を鳴らせるので、家の中で見失っても見つけやすい。今までのAirPods Proは見失ったときにイヤホン本体から「ピピピ」っという小さな音を鳴らせたのですが、ケース本体にスピーカーがついてるわけではなかったので、正直聞こえづらいものでした。ここをちゃんと磨いてきたのが第一萌えポイント。

それと超広帯域無線の通信ができる「U1チップ」が入ったことによって、屋外で紛失した場合も数cm単位で場所を特定できるように。これは実質AirTagがAirPodsの中に組み込まれたと言っても良いですね。「そこでAirTagの技術を出してくるの流石すぎん?」という第二萌えポイント。

また「ストラップホールが付いたのが良い!」と言っているメンバーもいました。初代AirPods Proでもストラップホールのついたカバーケースに入れてバッグに吊っている人をよく見かけていましたし、そういう細かいところの進化が、音質やノイキャン性能の進化と同じくらい嬉しかったのが第一印象です。

僕らが萌えていたのは、そういう「イヤホンじゃない部分」だったんじゃないか?

という感じで、音質やノイキャン、その他細かいところについて今日簡単に触って気になったことを書いてみました。(詳細なレビューは後日出ると思うのでお待ちください)。

初めてギズモードにAirPods Proが届いた時、僕らは音質よりもノイキャンや外音取り込みモードに感動したのをよく覚えてます。それは単に音楽を聴く「イヤホン」というカテゴリを超えて、耳に装着する新ジャンルのデバイスとして捉えていたからだと思います。今回の新型AirPods Proには正直その驚きはなく、初代AirPods Proの延長線上にあるデバイスでした。

もちろんこれはハイエンド志向な人の意見なので、実際には「今からデビューする」「壊れたから買い替える」といった真っ当な購入タイミングで買う人が多いはず。なので、新型にそういう期待を寄せるのも若干ズレている気はしますが、無理して買い替えるほどではないとは言えます。

僕はひとまずバッテリーに限界がくるか、噂されている新コーデックが来るまでは初代AirPods Proでもうちょっと頑張ってみようと思います。買い替えた方は存分に楽しんでください! 羨ましいぞ!!!

Source: Apple

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