Apple Watch Series 8 の新モデル「Ultra」は過酷な環境にも耐えるアスリートバージョン #AppleEvent

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  • author Gizmodo US - Andrew Liszewski
  • [原文]
  • Kaori Myatt
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Apple Watch Series 8 の新モデル「Ultra」は過酷な環境にも耐えるアスリートバージョン #AppleEvent
Image: Apple

Apple Watchは、すでにスマウォ市場を席巻しているだけでなく、時計市場そのもののシェアを大きく拡大しています。ですが、それをさらに凌ごうとしているかのように、9月のAppleイベントで Apple(アップル)は最新となるSeries 8を発表しました。今回の目玉は「プロ」モデルとして位置づけられる「Ultra」の製品ライン。このモデルは特にアスリートや探検家など、過酷な環境の中で時計を使わざるを得ない人たちのために設計されたものです。新型のSE 2モデルと標準のSeries 8ももちろん注目の的ですが、とりあえず新顔の「Ultra」からご紹介したいと思います。

Apple Watch Ultra

Apple Watch Proの存在については、すでに噂になっていたため、予想されていた部分もありましたが、正式名称「Apple Watch Ultra」はウェアラブル初のフラットスクリーンを採用し、リューズを保護すべく側面に埋め込まれた形となっており、ボタンが追加されています。また、左側には「アクション」ボタンが搭載され、手袋をはめたままでも操作しやすいような仕様となっています。

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Image: Apple

Apple Watch Ultraはチタンケースで、厚みは49mmと現在のApple Watchでは最大、また輝度も画面サイズもすべてにおいて最大となっています。画面はサファイアガラスのコーティング。また、黒の背景にモノクロームレッドが浮かび上がるハイコントラストなナイトモードも自慢です。画面のコーティングもナイトモードも、夜間にアウトドアで活動しなくてはならないユーザーが暗闇でも文字盤をはっきりと読み取れるように工夫に工夫を重ねています。

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Image: Apple

3つのマイクを内蔵しているため、雨や風の音などで聴き取りにくい環境にいてもユーザーの声を逃しません。ケースが大きくなったということは、バッテリーの持ち時間も長くなったということ。1回の連続充電で最大36時間連続使用でき、省エネモードにして使用することで、連続使用時間は最大60時間にパワーアップ。 Apple Watch UltraはWR100防水で、 ダイビングの技術標準規格EN13319に準拠。40メートルまでの潜水に耐えられ、潜水用アプリもリリース予定です。他のApple Watchモデルと比較して、スピーカーも堅牢になっています。地形によっては約200メートル先まで聴こえる86デシベルのサイレンを鳴らすことが可能です。

Apple Watch Ultraはワンサイズ。日本での発売は9月23日。お値段は少しお高めで、GPS + Cellularモデルが12万4800円。他のSeries 8と比較するとワンランク上のお値段です。ストラップは3種類。 そのうちの1種類はウェットスーツの上からも着用できます。

Apple Watch Series 8

Apple Watch Ultraは、ついにこれまでも噂となってきたフラットスクリーンを搭載したわけですが、他のApple Watch Series 8のラインナップは、従来通りの丸みを帯びた画面。ベゼルは超ミニマルな作りで、まるで画面が側面まで伸びているかのようにも見えます。

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Apple Watch Series 8は、Apple Watch Series 7と外見ではあまり変わらないように見えます。サイズもこれまでと同じく45mmと41mm。ただし、カラバリにはミッドナイトスターライト、シルバー、プロダクトレッドが加わり、ステンレススチールにもシルバー、ゴールド、グラファイトが加わりました。Series 8の外観はほぼ7のままですが、新しい機能は少し追加されています。

温度センサー

Apple Watchに初めて温度センサーが導入されました。それも2カ所にです。1カ所はユーザーの腕に触れるケース背面。もう1カ所はタッチスクリーンの前面にあり、ユーザーの環境温度をより正確に検知します。

Appleによれば摂氏0.1度のレベルで検出が可能とのことですが、まだ体温計の代わりとなり人体の熱を検出するためのものではないようです。 温度データは排卵日の予測や妊活データに使用され、Series 8では前回の排卵日から次の排卵周期を予測してくれるようです。 また、データセキュリティにうるさいAppleらしく、これらの情報はすべて暗号化されることにも触れています。データがiCloudサービスに同期されたときにも、Appleにもこのデータは送信されることはないそうですので安心です。

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Image: Apple

事故検出

Apple Watch Series 8の自慢の新機能である事故検出は、これだけでApple Watchを買い換える理由になるでしょう。

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Image: Apple

Series 8の3軸加速度センサーはデザインが刷新されており、ジーフォースセンサーも搭載されています。これにより、256Gの衝撃すら計測することができます。両センサーからは1秒間に3,000回データが取得され、深刻な事故をすぐに察知して、自動的に緊急通話サービスにユーザーの位置情報を送信します。さらに設定しておいた緊急連絡先にも同時に通知が送られます。

Apple Watch Series 8のバッテリー持ち時間は18時間。これらのセンサーはこのバッテリーの時間に影響を及ぼしません。事故センサーは車を運転している間のみに有効となるため、バッテリーの減りを防ぐのです。また省エネモードではバッテリーの寿命が驚きの36時間に。国際ローミングも搭載されるため、外国でもCellular通信で接続でき、音楽を聴いたり、ホテルの部屋にあるiPhoneを操作することも可能です。Apple Watch Series 8は全モデルの予約を本日から受け付け、引き渡しは9月16日となります。GPSモデルは5万9800円から、GPS + Cellularモデルは7万4800円からとなります。

Apple Watch SE

最新機能が付くのにお値段がお得になるなんてうれしいですね。Apple Watch UltraとSeries 8に加えて、新しくApple Watch SEもリリースされました。

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Image: Apple

Apple Watch SEの新しい点は、ケースの裏の素材がナイロンとなり、ストラップとマッチする点です。 でも、外観だけでなく、中身も以前のバージョンよりも20%速くなって、画面もApple Watch Series 3と比較するとなんと30%も大きい画面となります。

新しいApple Watch SEにももちろん事故検出機能が付いています。でも、お値段はお得感があり、GPS + Cellularモデルで4万5800円から。GPSモデルは3万7800円からと、買い求めやすくなっています。こちらも本日から予約開始、16日より引き取り可能となります。