あの“神トースター”に新モデルが登場!
BALMUDA(バルミューダ)のキッチン家電の中でもひときわ愛されているトースターシリーズに、新機能がプラスされた「BALMUDA The Toaster Pro」が仲間入りしました。
「プロ」の名を冠したバルミューダ製品はこれが初めて。どんな新機能なんでしょうか?
新たに「サラマンダーモード」を搭載

パンの種類に合わせてベストな焼き方を選べる「BALMUDA The Toaster」。その衝撃的なおいしさは、5ccの水を加えて焼き上げる独自のスチームテクノロジーと、細やかな温度制御によるものでした。

今回新たに登場したBALMUDA The Toaster Proには、仕上げ焼き専用の「サラマンダーモード」が追加されました。
上下に設置されたヒーターのうち、上だけに火力を全集中させることで、数秒でこれまでの1.4倍の熱エネルギーを作り出し、一気に焼き目をつけることができるようになりました。
1分刻みで調整できて、最長で3分間熱を出力。連続使用も可能です。天板がかなり熱くなるので、トースターの上にうっかりモノを置いたりしないよう注意は必要ですね。
極上のゴールデントースト

実際にBALMUDA The Toaster Proで焼いたバタートーストをいただいてきました。
通常のトーストモードで3分間焼いてからサラマンダーモードで30秒ほど加熱すると、見る見るうちに表面においしそ〜うな焼き目が……! ご覧の通り金色に輝くバタートーストが焼き上がりました。「さっくり」と「ざっくり」の間にあるような絶妙な食感が、思わずおかわりしたくなるほど美味しかったです。
ちなみに「サラマンダー」とは、レストランやホテルの厨房でプロが焼き目を入れるために使う調理器具の名前なんだそうです(知らなかった!)。
本格的なピザが5分弱で完成

トースターといいつつオーブンのようにも使えるBALMUDA The Toaster Pro。ローストビーフ、オニオングラタンスープ、ラザニア、グラタン、スコーンなどに加え、ピザもお手のもの。

クラストはカリッとしていて、チーズにはほどよく焦げ目がついた絶品ピザが、5分もかからないうちに完成しました。
サラマンダーモードだと短時間で料理を仕上げられるので、忙しい人にもありがたい!

食材に火を通しすぎないので、火加減が難しいお料理もプロ級の味に。こちらの牡蠣は、表面にエスカルゴバターの香ばしさをまといつつも、身はジューシーなままでした。
極めつけはクレーム・ブリュレ。バーナーなしでも表面をパリッとキャラメリゼできちゃいます。あまりのおいしさに、写真を撮るのを忘れてしまった筆者でありました……。
モダンクラシックなデザイン

Proモデルならではの機能もさることながら、デザインも別格です。
BALMUDA The Toasterと比べるとわかるんですが、Proモデルはより深みのあるブラック。塗り重ねられた塗料の厚みが、美しい色合いを表現しています。

取手も金属製かと思いきや、幾重にも塗り重ねられた塗料が魅せている輝きなんですね。
カラーは今のところブラック一択です。キッチン家電を白で統一している人向けに、いずれホワイトやベージュのバリエーションも出してくれたらありがたい…かな。
食べる喜びから、作る喜びへ

おいしいって、素晴らしい。
バルミューダのCEO兼チーフデザイナーの寺尾玄社長曰く、初のProモデルに込められているのは、「料理の作り手が火加減と調理時間を微調整することで作る喜びを感じ、そして自分史上最高のおいしさを追求してほしい」そんな思いなんだそうです。
そもそもProモデルを作ろうと思ったきっかけは、現在バルミューダ社に所属するシェフ・岡嶋伸忠さんとの出会いだったそうです。長年ホテルの料理長を務めた岡嶋さんが提案したサラマンダーモードは、料理する人ひとりひとりの好みに添って焼き目をつけたり加減を調整したりすることが可能。「誰が/どんな環境で作っても美味しいバタートーストが焼ける」ことを目指したBALMUDA The Toasterからステップアップして、自分だけのおいしさを探求する楽しさが感じられるはず。

おいしい料理をいかに簡単に再現できるかがテクノロジーの力。BALMUDA The Toaster Proがあれば、パンを焼くだけじゃなくて、いろんなおいしさのレパートリーが広がりそうです。
BALMUDA The Toaster Proのお値段は35,200円(税込)。2022年9月1日よりバルミューダオンラインストア、バルミューダのブランドショップや全国の家電量販店などで予約販売開始、9月15日から発売予定です。
Reference: BALMUDA
Photos: 山田ちとら