コーヒーはデカフェでもインスタントでも寿命を伸ばす効果があるという研究レポート

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  • author Ed Cara - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
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コーヒーはデカフェでもインスタントでも寿命を伸ばす効果があるという研究レポート
Image: Shutterstock

コーヒーは体にいい!

仕事のお供にコーヒーが欠かせない人も多いと思います。たまに「毎日コーヒー飲んでるけど体に悪くないのかな?」って思うことありませんか? 大丈夫です。もちろん過度に飲むのは良くないですが、体にいいものなのです。たとえそれが豆から丁寧に挽いたコーヒーでも、デカフェでも、インスタントコーヒーであってもです。コーヒーには早死にするリスクと心血管疾患のリスクを下げる効果があることが、研究の結果わかりました。

1日2〜3杯がいい感じ

今回の調査研究は、オーストラリアの科学者チームがUKバイオバンクの長期に渡る健康調査プロジェクトのデータを分析して行われました。まず最初に、健康調査プロジェクトでは参加者が食習慣についての報告。そこにはどんなコーヒーをどれくらい飲むかなども含まれていました。科学者チームはこのデータをもとに、参加時点で心血管疾患がない40歳以上の参加者、約45万人のデータを12年に渡って健康状態と寿命についてトラッキングして調査をしました。

調査結果としては、コーヒーを飲む人と飲まない人を比べたところ、コーヒー飲む人の方が心血管疾患にかかる人、心血管疾患が原因で亡くなる人が少なかったとのこと。もちろんコーヒーの量と種類によって得られる健康効果には差はあります。そして1日に2、3杯のデカフェ、挽いたコーヒー、インスタントコーヒーを飲む人の死亡率は大変低かったこともわかりました。1日に1杯〜5杯の挽いたコーヒー、またはインスタントコーヒーを飲む人は不整脈を起こすこともかなり少なかったそうです。不整脈に関しては、デカフェを飲んでいる人には効果は見られなかったとのこと。今回の調査結果は学術誌European Journal of Preventive Cardiologyに発表されています。

豊富な生物活性成分

これまでもコーヒーに関する研究や調査はいろいろされてきていて、一般的にコーヒーは体にいいという結果が出ています。しかし、今回の研究の著者はどんなタイプのコーヒーを飲むかにも注意すべきだと話しています。コーヒーと言えばカフェインですが、健康にいい影響があるのは必ずしもカフェインだけのおかげではなく、コーヒーに含まれる成分とコーヒーの飲み方も大きな影響があるとのこと。

「コーヒーに含まれる成分で一番よく知られているのはカフェインですが、実はコーヒーには100種類以上の生物活性成分が含まれています。長寿と心血管疾患に関してはカフェイン以外の成分が大きな影響を与えていると言えるでしょう」と、今回の研究の著者のひとりPeter Kistler氏が、欧州心臓病学会発行のジャーナル誌で述べています。

というわけで、自分はコーヒー飲みすぎてるんじゃないかな? コーヒーって毎日飲んでるけど大丈夫かな? とちょっと心配していた皆さん、大丈夫ですよ。1日2、3杯であれば体にいいことの方が多そうです。

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https://www.gizmodo.jp/2022/09/258835.html

Source: National Library of Medicine, Science Daily