フォードの考える交通事故予防策はBluetoothにあり。歩行者みんなが専用アプリをダウンロード

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フォードの考える交通事故予防策はBluetoothにあり。歩行者みんなが専用アプリをダウンロード
Image: Mike Mareen / Shutterstock.com

2022年。皆が常に持ち歩くスマートフォンにはBluetoothがあります。車にもBluetoothがあります。そこでFord(フォード)が考えたのがBluetoothを使った交通事故防止対策

歩行者からドライバーに注意喚起

フォードのアイデアは、運転手以外の人々(歩行者や自転車・バイクに乗っている人たち)が専用アプリをスマホにダウンロードしておけば、BLE(Bluetooth Low Energy)を介して車&ドライバーが位置情報を確認できるというもの。このアプリをダウンロードしている人がドライバーの近くにいると、フォードのダッシュボードシステムにビーコン表示され、車の通過地点付近にいる場合はアラート(音やダッシュボード上でのビジュアル表示)でドライバーに注意を促します。つまり、ドライバーが歩行者を見つけるのではなく、歩行者側がドライバーに向けて存在・位置を発信するという仕組みです。

フォードは現在アプリ開発中ですが、今月開催されたITS World Congressにてデモを実施。フォードはすでに「Ford Co-Pilot360 Technology」という、歩行者や自転車などの感知&必要があればブレーキを自動発動するシステムを採用しています。このアプリは、運転者の死角をもサポートできるよう、自動車の周辺感知システムを拡張する位置付けとなります。

交通事故件数が上昇傾向にあるゆえにアプリ開発が急務だというフォード。SUV車やトラックでの死亡事故が増えており、特に大型車の販売が多いフォードとしては、早急な対策が必要ということなのでしょうか。

すべてを車側に任せるのではなく、歩行者側も車から認識されやすい工夫をすべきという考え方はわかります。人間だって、家の中のことを全部把握しておけと言われるだけではなく、ドアや引き出しにラベリングがしてあればわかりやすいですよね。車やロボットもそれは同じで、把握しやすい工夫をこっちがしてあげることも必要ですよね。なので、フォードの言いたいことはわかる。ただ、問題はこのアプリが実際にリリースされたとして、一体どれほどの人がダウンロードするのかということ。全メーカーの車に認識してもらうため、歩行者が各メーカーのアプリをそれぞれいれておくなんて無理な話だと思いますけどね…。メーカーを超えて共通のアプリになれば、あるいは力を発揮するかもしれませんけれど。

無人の自動運転車に「目」を付けたら事故が減る?東大の研究で可能性が見えた

東京大学大学院の情報理工学系研究科にて、自動運転車にパッチリしたお目々を付ける実験を行なっています。

https://www.gizmodo.jp/2022/09/gazing-car.html

Source: Ford