既存のモジュラー使えつつの大幅進化!
昨晩、GoProの新モデル「GoPro HERO11 Black」が発表されました。トップ画像がそうなんだけど、見た目はHERO10と間違い探しレベル。でも、中身はそれはものすごい進化を遂げています。
ざっとまとめますね!
・センサーサイズが1/1.9 インチセンサーへと大型化、10-bitカラー撮影対応
・センサーの記録アスペクト比が8:7へ。縦でも横でも切り出しやすい比率に
・手ブレ補正が「HyperSmooth 5.0」へと進化してさらにブレに強い
・水平ロック機能がMAXレンズモジュラーを使わなくても360度に対応
・広画角「SuperView」が5.3K60と4K120でも利用可能に
・低温環境に強くて撮影時間の長いEnduroバッテリーが標準付属
・ライトトレイル、ライトペインティング、スタートレイルなど新しいナイトモード撮影に対応
・HERO10用のモジュラーも使えちゃう
どうですか? 見た目は同じとか言ってられんレベルで進化しています。
新型センサーサイズは動画のシェアに有利そうだ!

高画質化はもちろんのこと、センサーサイズの変更は大胆! でも、現代の動画の活用(シェア)方法を考えると、この8:7比率は確かに使いやすそうなんですよね。縦でも被写体を中心としてダイナミックに切り抜けるって、スマホで動画見る時代には、必須な気がするな。

また、GoProの利点である手ブレ補正がさらに強化されたのも気になります。
「HyperSmooth 5.0」の補正は手動でオン・オフできる他に、その時のブレやスピードに基づいて補正レベルを自動で調整する「AutoBoost」も新たに搭載。画角とのバランスを取りながら、手ブレを抑えることができます。
また、先代「HyperSmooth 4.0」での水平維持は45度までだったところ(それでも十分ヤバかったんですが)、HERO11では一回転しても水平を維持し続けてくれます。極端に言えば、もうカメラの持ち方とか気にしなくても良いわけです。
これまでよりもさらに美しく、さらに手軽に。いろんなシーンを動画で残せる、シェアできる「GoPro HERO11 Black」。GoPro公式ストアでの価格は7万8000円で、1年間のGoProサブスクリプション付きだと6万2000円です。
「HERO11 Black Creator Edition」と「HERO11 BLACK MINI」も登場

さらに本格的なクリエーターに向けた「Voltaハンドグリップ」「ライトモジュラー」「メディアモジュラー」がセットになった「HERO11 Black Creator Edition」と、画面無しコンパクトな「HERO11 BLACK MINI」も発表されています。
「HERO11 Black Creator Edition」はすでに注文できて、価格は11万3260円。1年間のGoProサブスクリプション付きだと8万9000円。
「HERO11 Black Mini」は10月25日発売で、価格は5万8000円。1年間のGoProサブスクリプション付きだと4万8000円となっています。

MiniはMiniで使い勝手良さそう! このコンパクト&カジュアル感、懐かしいですね!
Source: GoPro