本気の骨太サウンド。KORGのデジアナリズムマシン「drumlogue」は音作りの幅が広いぞ

  • 5,955

  • author 巽英俊
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
本気の骨太サウンド。KORGのデジアナリズムマシン「drumlogue」は音作りの幅が広いぞ
Image: KORG

やっぱり実機はイイ!

KORG(コルグ)がリズムマシンの新製品「drumlogue」を発表しました。「logue」の名前から察せられるように、同社のminilogueやmonologueに連なるデジアナ系マシンの系譜ですね。ノブがもりもり配置されていて、いかにも音作りの幅が広そうなルックスです。

Video: Korg / YouTube

デジアナハイブリッドの強力なサウンド

音源部はアナログ、PCM、そしてデジタルマルチエンジンのハイブリッド。キック、スネア、タム×2の4パートはしっかりとアナログ音源を採用しています。リズムの骨格を成すこれらのパートは、ボトムヘビーな豊かな倍音がポイント。このアナログ回路の設計は、ARP 2600やOdyssey、KORG MS-20といった1970年代の名機を見事に復刻させたシンセチームの伝説のエンジニア、池内氏の手によって新たに開発されたものだそうです。

2a6253a8646f8526a066097550c58eca_pc
Image: KORG

デジタル系のPCMは6パート、マルチエンジンは1パート。PCMはユーザーサンプルをメモリに読み込めるので、声ネタなどでサンプラー的な使い方もできそう。またデジタルマルチエンジンはVPM音源とノイズジェネレーターに加え、フィルターやLFOなどのシンセエンジンを駆使した攻めた音作りも可能。単なるリズムだけではなく、シンセ的なバッキングを添えることができます。

シンセプラグイン「Nano」のサウンドがプリセットされている点も注目。NanoはSinevibesが開発したリングモジュレーター搭載の2オシレーター、フィルター、EG、マルチ波形LFOを備えた超本格的なシンセプラグインで、テクノなシーケンスフレーズなどに使うと効果的かも。

ライブでノブやボタンをいじり倒せ!

e4bf3d6192d9e0311f290acd4a0b6fd9_pc
Image: KORG

シーケンサーは64ステップですが、Chainモードを駆使することで、演奏中にフレーズをどんどんエディットして展開していくことも可能。ノブやボタンなどの操作子が多いし、OLEDディスプレイも搭載されているので、かなりライブ向きな機材だと思います。

KORGってシンセは伝統的に名機が多いけど、リズムマシンは今ひとつ弱かった印象があるんですが、このdrumlogueは超強力ですね。トラック制作やライブの強い味方となるのではないでしょうか。プラグインもいいけど、やっぱり実機のリズムマシンは出音が違いますからね。メーカー希望小売価格は9万3500円、発売は今秋を予定しています。

Source: KORG