新AirPods Pro、ノイキャン2倍だしいろいろきめ細かい #AppleEvent

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  • author Michelle Ehrhardt - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
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新AirPods Pro、ノイキャン2倍だしいろいろきめ細かい #AppleEvent
Image: Apple

ケースに付いたスピーカーとか、地味にうれしいところも。

AirPods Proが、いよいよ第2世代になります。初代リリースは2019年10月だったので3年越し、満を持してのアップグレードです。あれ以来ノイキャンワイヤレスイヤホンの競争はますます熾烈になり、SONY(ソニー)のLinkBudsは穴の空いたデザインで新たな選択肢をもたらしたし、Google(グーグル)のPixel Buds ProはAirPods Proより50ドル安いのに、同等のノイキャン性能を実現してます。競合を抜きにしても、AirPods Proのフィット自体がどうなんだって意見もあって、次世代がどうなるのか、Apple(アップル)の対応が注目されてました。Appleはそれに対して、適応型環境音除去や空間オーディオのカスタマイズなどなどで、しっかり応えてくれたと思います。

H2チップ搭載

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Image: Apple

第2世代AirPods Proの新機能を支えるのは、内蔵のH2チップです。H2チップがどんな構成なのか、今日のキーノートでは詳細に踏み込んでませんでしたが、とにかく2019年のH1チップよりあれこれ改善してるんでしょうね。そんなわけで新AirPods Proは「高帯域接続」に対応、従来比2倍の性能とされるアクティブノイズキャンセリング、さらに適応型環境音除去で工事の音は取り除きつつ人の声は通す、といったことが可能になってます。

適応型環境音除去とか空間オーディオのパーソナライズとか

この辺の機能が具体的にどうなのか、実際試さないと詳しいことは言いにくいんですが、もともとノイキャンはSONYに引けを取らないAppleがそのさらに2倍の性能と宣言した、そこにはかなりの意気込みを感じます。適応型環境音除去は、H2チップが音を毎秒4万8000回分析することで可能になるそうで、それも説得力があります。高帯域接続っていうのがどういうことかは、あまり詳しく語られなかったんですが、Apple Musicのハイレゾオーディオ関係かなと期待されます。Apple Musicは2021年の新コーデック対応で、サンプルレートが最高192kHzまで可能になってるんです。

空間オーディオのパーソナライズも大きなアップグレードですが、こちらで使われるのはH2チップだけじゃありません。iOS 16搭載iPhoneのTrueDepthカメラ(FaceIDで使うやつ)を動員することで、ユーザーの耳の形に合ったオーディオ体験を作り出すっていう触れ込みです。SONYも似たような空間オーディオのパーソナライズ技術を打ち出してますが、独自のカメラを使うわけじゃないので、この点は特技を生かしたAppleが一歩上手な感じです。

ルック&フィールは?

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Image: Apple

音以外の部分では、AirPods Proは全体的に大きく変わらず、見た目や作りはほぼ同じです。ただフィット感への不満に応えるべく、イヤーチップにXSサイズが加わりました。あとは耳の外側の軸部分が、タッチ式スライダーとして使えるようになります。バッテリーライフはケースなしで最大6時間、ケースありで30時間となってます。

あ、ケースの方がちょっとアップグレードされてます。スピーカーが付いて、ペアリングしたときとかバッテリー残量が少ないときに音で通知するだけじゃなく、「正確な場所を見つける」機能と連動するとのこと、これは助かりますね。さらにストラップを取り付けられる小さな穴も空いてます。それからMagSafe充電器でチャージできるので、Apple Watchと両方買う人にはうれしい特典ですね。

価格と発売日

新AirPods Proの一番良いところは、米国ではお値段据え置きの249ドル…なんですが、日本では3万9800円と、7月に値上げされた初代AirPods Proより1,000円プラスになってます。プレオーダーは9月9日から、発売は23日となってます。