今さらワープロって必要?POMERA DM250を使ってみたら答えは「YES」でした

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今さらワープロって必要?POMERA DM250を使ってみたら答えは「YES」でした
Photo: 山田ちとら

2008年に発売されて以来、物書きに愛され続けてきたテキスト入力専用マシーンpomera(ポメラ)」。

ライターの端くれとして、その最強版である「pomera DM250」を使ってみたところ、もはや手放せなくなってしまいました。

ポメラとは?

テキスト入力のみに特化した、幅26.3cm×奥行き12cm×厚さ1.8cm、重量わずか620gのコンパクトデジタルツールです。

ネットには繋がりません。電子辞書を除き、アプリなどの付加機能も一切なし。ひたすら文字を書き連ねていくためだけに作られたガジェット…、要はワープロですね。

前モデルのDM200(すでに販売終了)に比べるとバッテリー容量がアップし、新たにUSB Type-C充電に対応しました。ソフトウェア面でも誤字を指摘してくれたり、縦書きのシナリオモードに対応していたりと、地味ながらにも使い手の利便性を考慮したアプデがいろいろと追加されています。

わたしはもともと取材をするにも、構成案を練るにも、もっぱら手書きでメモる派だったのですが、ポメラを使えば同じことをより速くこなせると気づいてからは断然ポメラでメモる派になりました。

ポメラのいいところ7つ

わたしがポメラを愛する理由のひとつが、その持ち運びやすさです。

ACアダプターと充電ケーブルを本体と一緒に持ち歩いたとしても、パソコンより軽くてかさばりません。わたしはさしずめ無印良品のナイロンメッシュ製バッグインバッグをポメラケースとして使っています。

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スモールサイズなので、通勤電車やバスに揺られながら…食事中に…美容院で散髪してもらいつつ……などなど、あらゆるシーンで活用できます。

起動が速い

GIF: 山田ちとら

いいアイディアが浮かんだら、すぐさま文章化できる瞬発力があります。開くとスリープ状態からすぐに起動し、秒で入力が可能に。

書くことに集中できる

辞書機能がついてます

文字を入力する機能「しか」ないので、業務に集中せざるを得ません。

ついつい通知が気になってSNSの世界へ飛んでいくこともなし、ネット世界の誘惑もなし。さらに、どこからも言葉をコピペしてくることができないので、自分の言葉を紡ぎ出すしかないところもライターにとっては(苦しいけど)利点です。

スマホ間でファイルを送受信できる

専用アプリ「pomera Link」を使えば、ポメラとスマホをWi-Fiで繋いで、相互にプレーンテキストファイル(拡張子は.txt)を飛ばせます。

SDカード、SDHCカードにも対応しています。必要な時だけ外界と繋がれるのが、とてもいい。

タイピングしやすい

キーピッチは横17mm、縦10mm。写真だと少々手狭な印象を受けるかもしれませんが、快適にタイピングできます。ソフトな打鍵音です。

バッテリー長持ち

電源に繋がない状態でも、約24時間使えます。常にスリープ状態にしておいても、充電はせいぜい一週間に一度か、それ以下か。充電が速いのもまた魅力です。

末永く使えそう

ポメラって全体的に頑丈そうな作りになっていて、なんか安心感があるんですよね。決してラフに扱っていいという意味ではなく、長くお付き合いできそうだな、と。

天板がややマットな質感で油汚れがつきやすいデメリットはありますが、手に馴染む持ちやすさです。

VUCAの時代のワープロ

書く作業とは、元来孤独なもの。

ですから、ネット世界から孤立した状態で文字入力に専念できるポメラは、「書く」という人間の営みの本質を捉えているように思います。

パソコン・スマホ・タブレットなど、便利なデジタルツールがひしめいているこのご時世にあえてポメラを使うメリットは、ネットニュースに翻弄されず、通知やプロモーションに惑わされず、ブレない自分自身と向き合うため。

VUCAの時代のワープロという意味で、ポメラはこれからも末長くお付き合いさせていただきたいガジェットだと思いました。

Reference: キングジム
Photos: 山田ちとら

訂正[2022/09/13]脱字を訂正しました

pomera DM250 ほしい?

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