どれも有機的なデザインでシャレています。
プラスチックは安くて何にでも加工ができる便利さがありますが、加工時には有害なガスが放出され、マイクロプラスチックになれば環境どころかヒトの血液にも侵入してしまう…なんて恐ろしさもあります。なので近年はSDGsが叫ばれ、天然由来の製品も多く作られていますよね。
サトウキビが照明器具に!?
サンフランシスコのGANTRIでは、タイから遺伝子組み換えではないサトウキビを取り寄せ、次世代のサステイナブル素材「Gantriプラント・ポリマー」を開発しました。粉砕後に発酵させ、生成された乳酸に添加剤を混ぜ、細長く加工して3D印刷のフィラメントにした後、最後は照明器具へと生まれ変わります。

製造過程では、1kgあたり75%のCO2が節減され、発ガン性物質はナシ。オシャレなだけでなく、持続可能で耐久性の高いのも特徴になっています。
クリエイターたちのデザインを採用
デザインは世界クラスの作家たちと直接やり取りしているとのことで、確かにちょっと独創的なものが多い印象。オンデマンドで生産できる体制が整えられ、ユニークだけど日常の中で長く使えるものを目指しているそうです。
価格帯はテーブルランプで128ドル~198ドル(約1万7800円~2万7500円)、背の高いフロアライトだと298ドル~398ドル(約4万1400円~5万5200円)あたりが相場のようです。とにかくたくさん作られているので、一度チェックしてみてください。きっと気に入るものが見つかることでしょう。
Source: Instagram, GANTRI via AXIS Web Magazine