発表の通り、アメリカのiPhone 14は全機種eSIMになって、SIMトレイも廃止。nano-SIMカードを入れる必要がなくなるそうです。えー、SIMカードを自分で入れるのって、結構大変だし、それに必要なSIMピンとかすぐどっかいっちゃうし、それって便利。で、eSIMってなんなんですか?
eSIMとは、ざっくりいうとあらかじめ本体に埋め込まれたSIMのこと。embedded Subscriber Identity Moduleの略です。情報が書き込まれてないチップが最初からiPhoneに入っていて、QRコードや専用アプリのインストールで「プロファイル」と呼ばれるデータを書き込むことで、電話やインターネットなどの通信を利用できるようになる仕組みです。
もともと、iPhone 13でもeSIMの2枚(枚?)使い、いわゆるデュアルeSIMか、nano-SIM 1 枚と eSIM 1 つを組み合わせたデュアルSIMが可能でした。しかし、日本ではキャリアの移動が大変など諸々の理由により、まだ一部のキャリアと機種でしか採用されていない仕組みだったりします。
物理SIMを交換する方が機種変更が楽という意見も根強くあります。しかし今回の発表で、iPhoneのeSIM化は世界的な流れになっていきそう。来年ぐらいには日本でも導入されるといいですね。されるといいなあ。