beyerdynamicのワイヤレスイヤホン、完全ワイヤレスじゃないけどお値段1,200ドル

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
beyerdynamicのワイヤレスイヤホン、完全ワイヤレスじゃないけどお値段1,200ドル
Image: beyerdynamic

ワイヤレスイヤホンは音質が悪いって言う人がいますけど、それって筋違いだと思うんです。だって音を求めるなら、そもそも他にいろんな選択肢があるんだから、ワイヤレスイヤホンを買うなら音質じゃなく利便性が目的と割り切っちゃったほうが楽です。…でもbeyerdynamic(ベイヤーダイナミック)の2代目ワイヤレスイヤホン「Xelento Wireless」は、音と利便性の二兎を追えると思っているようですが、それってほんとに可能なんでしょうか?

正確にはワイヤレスではない

Xelento Wirelessの一番明らかな問題は、1,200ドル(国内参考価格:13万7000円前後)もするワイヤレスなのに、厳密にはワイヤレスじゃないことです。ワイヤレスっていえばそうなんですけど、あーたしかEarinとかBragiとかAirPodsが出てくる前、初期の「ワイヤレス」イヤホンってこういうのだったなーっていう、あのワイヤレスです。Xelento Wirelessのイヤーピースにはワイヤーが付いてて、それがバッテリーとかBluetoothハードウェアを内蔵したネックストラップにつながってるんです。

221014_xelentowireless2
Image: beyerdynamic

なので、たしかにスマホとか音源に有線接続はしないんですが(別売のPentaconnケーブルを使えば有線でつなげられますが)、完全にワイヤレスとは言えません。このアプローチのメリットのひとつは、小さなイヤーピースにすべてを詰め込む必要がないので、サイズとか快適性とかオーディオ系の性能を重視した作り方ができることです。バッテリーなんてネックバンドにぶち込んであるので、1回の充電で14時間再生可能とされてます。ただ完全ワイヤレスイヤホンでもそこまで連続で聴くシチュエーションってそんなになさそうですが…。

Xelento Wirelessの両イヤーピースには11mmのTeslaドライバーが内蔵されて、プラグは金メッキ、ケーブルは銀メッキ、イヤーチップは10セット付きと至れり尽くせり…なんですが、心配なのは無線でのオーディオ送信に合わせて進化してきたBluetoothに依存してることです。ネックバンドにはデジタルtoアナログコンバーターとAKMのアンプが内蔵されていて、LHDCやQualcomm aptXTM HD、aptXTMといったコーデックに対応してますが、これらも結局は圧縮コーデックです。1,200ドルのイヤホンを買うような人は多分、圧縮した音楽は極力聴きたくないんじゃないでしょうか。

Video: beyerdynamic / YouTube

ともあれ、まだ実際試したわけじゃないんですが、beyerdynamicが作り出したこのワイヤレスイヤホン、美しい(だいたい)ワイヤレスなイヤホンであることに変わりはありません。でも、たぶんXelento Wirelessはオーディオ購入予算に糸目を付けない人にもなかなか売りにくいと思われます。これなら有線のXelento Remoteのほうがまだベターだと思えるし、Sennheiser(ゼンハイザー)のIE 900より300ドル安いです。IE 900のほうは、beyerdynamicみたいに24金とか使わず、アルミ素材で十分プレミアム感があって、音も素晴らしいんですけどね…。

2万円以内で買えるヘッドホン・イヤホンおすすめ7選。ノイキャンからワイヤレス、ランニング用まで人気モデルから厳選【2022年最新版】

今回は、ワイヤレス / 有線、耳を覆うオーバーイヤー型 / 耳を覆わないオンイヤー型、キッズ向け、ランニング用などあらゆるメーカーのモデルを調査し、1〜2万円程...

https://www.gizmodo.jp/2022/10/best-headphones-under-100.html