iPhone 14を買ったけど「Proにすればよかった」と思うことがあります

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  • author 中川真知子
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iPhone 14を買ったけど「Proにすればよかった」と思うことがあります
Photo:中川真知子

3万円ケチらなきゃ良かったな。

個人的に清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したiPhone 14。しかし、さまざまなシチュエーションで2週間ほど使ったら、「iPhone 14 Proにすればよかった」と感じることが多々あったんです。

というわけで、「iPhone 14は何も悪くない」ことを大前提に、筆者の誤算とProに求めるものが何だったのかを書いていきたいと思います。

そもそもなんで私がiPhone 14を選んだのか

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Photo:中川真知子

最大の理由は、金額ライフスタイルとのマッチングです。

iPhoneが10万円以上するのは当然と思われていますが、冷静に考えると高額です。iPhone 14 Proは149,800円(税込)。少し前に、M1のMacBook Airを10万円以下で手に入れたばかりだった(下取り入れたらかなり安くなった)ので、余計に高額に感じました。

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Photo:中川真知子

加えて、今まで使っていたのがiPhone XSだったために、Appleのホームページで公開されている数字上のスペックだけを比較するのならiPhone 14で十分に満足できるだろうと思ったのです。

そもそも、iPhone 12からProのカメラにLiDARセンサーナイトモードポートレートApple ProRAWが搭載され、動画や写真のプロ御用達の印象が強くなりました。13 Proではシネマティックモードが追加されて映画のような映像が撮影可能になり、消費者ターゲットがクリエーターであることをハッキリと意識させるようになってきました。iPhone 14 Proではセンサーが4800万画素になり、一眼カメラの中でもハイアマチュアモデルと同等かそれ以上といった風情に。

とはいえ筆者は、YouTubeも、InstagramのストーリーズもTikTokもやりません。夜間に外出することもなく、自撮りもしないから、ナイトモードのポートレートも滅多に使うことはないでしょう。写真編集も最低限の筆者にはApple ProRAWも宝の持ち腐れ。4800万画素で撮っても引き伸ばしてプリントアウトするわけでもないので、ストレージを食うばかりでしょう。ハイスペックにそこまでの魅力を感じなかったのです。

ライフスタイルと必要とする機能のマッチング率が低すぎたのもiPhone 14 Proを選ばなかった理由です。

スペックではなく「何を撮る傾向があるか」を重視すべきだった

と、理屈で考えると価格の面でもスペックの面でも十分に満足できるはずだったiPhone 14。しかし、いざ使ってみると、自分が撮りたい写真はiPhone 14 Proにのみ搭載されている機能を使った方が簡単に撮影できるのではないか、と感じるようになってきました。

筆者は人物よりも生き物や景色を撮影するのが好きです。草むらに生き物を見つけたらすぐにシャッターをきりたくなります。でも、いざiPhone 14のカメラを構えて、ズームインすると被写体にピントが合いにくい。

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Photo:中川真知子
iPhone 14で撮影

例えば、このバッタの写真。iPhone 14で撮影したのですが、可能であればもう少し寄りたかったですし、もう少しコントラストもはっきりさせたかったです。しかし、驚かさないように音を立てずに少し離れた場所から被写体にズームをするのが理想なので、近づいたとしてもこの距離が限界。

最大15倍のデジタルズームが可能なiPhone 14 Proの方が良かったのでは? Apple ProRAWで撮れば、編集でコントラストをパキッとさせるという選択肢もあったのでは?

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Photo:中川真知子
iPhone 14で撮影

このチョウの写真は、ズームを最大の約5倍にして花にピントを合わせようとしていたら偶然チョウが舞い降りたのでシャッターを切ったところです。

慌てて撮影したからピントがズレたままな上に、手ブレした写真になってしまっています。これがiPhone 14 Proだったなら最大15倍のデジタルズーム第二世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正で苦労せずにいい感じの写真になってくれたのかもしれません。

Photosのフォルダーにならんだ「イマイチ写真」を見るたびに、ちょっぴり残念な気持ちになります。筆者の実力不足でうまく撮れないのかもしれませんが、ポテンシャルの高いiPhone 14 Proなら撮れたのでは。そんな風に思えてしまいます。

快適さを求めるならオーバースペックくらいがちょうどいい

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Photo:中川真知子
iPhone 14を使って超広角で夜間撮影。結果に不満はありませんが、Proならもっと綺麗に撮れたんじゃないでしょうか…

家でゆったりしている愛猫の姿を撮ったり、超広角で風景を撮影するだけならiPhone 14でも十分満足できます。いや、自分のスペックを考えたら勿体無いくらい。

しかし、外出先でサクッと撮りたい絵を撮るのなら、望遠レンズがあって、マクロ写真撮影ができて、いざとなればApple ProRAWで編集も可能なiPhone 14 Proが正解だったのだろうな、と思わずにはいられないわけです。このオーバースペックな部分が、筆者にとっての快適さにつながっていたはずなので。

というわけで、次の買い替えではProを選ぼうと思います。何年後になるかわかりませんが…。

Source: Apple