古着から下駄を作ったら「足音が静か」という付加価値が生まれた

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  • author 岡本玄介
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古着から下駄を作ったら「足音が静か」という付加価値が生まれた
Image: Konel

繊維から作った新しい伝統。

海洋プラスチックごみから日用雑貨を生み出したり、都市鉱山から五輪のメダルを錬金するなど、廃材をムダにしない動きが。

着古した衣類は古着として別の人の手に渡ることが多い中、繊維廃材を板状にした「PANECO」と「リフモ」なる新素材が作られ、Konelの手によって「QUON」という名の下駄になりました。

足音が木と違う

形状は伝統的な下駄ですが、カランコロンと鳴る木下駄よりも足音が静かなのだそうです。またすり減った歯は、ネジを外せば交換可能で長く使えるのもエコ。日本の繊維系廃棄物は年に200万トン以上も出るのに、再利用率は10%前後と諸外国より断然低いのだそうです。もったいないですね。

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Image: Konel

カラバリはグレイとベージュ×グレイ、ブルー・グレイの3色が作られます。粉砕した繊維がいかにもリサイクルって感じですが、コンクリートのようにも見え、現代アートのようでもあります。

展示を見に行ってみよう

今後は循環型社会を目指す企業に受注生産されるとのことですが、まずは北青山のITOCHU SDGs STUDIOで開催される「DESIGNART TOKYO 2022」に出展されます。10⽉21⽇から11⽉6⽇までなので、ついでにいろんなプロダクトにも触れてみましょう。

Source: PANECO, KADOCO, DESIGNART TOKYO, Konel via 知財図鑑