レコードを挟んでプレイするオーディオテクニカの「サウンドバーガー」。40年の歳月を経て復刻される

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  • author 巽英俊
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レコードを挟んでプレイするオーディオテクニカの「サウンドバーガー」。40年の歳月を経て復刻される
Image: audio-technica

80年代に音楽ファンが携帯するのはこれだった。

創業60周年を迎えたオーディオテクニカが、1980年代に発売していた携帯型レコードプレーヤー「サウンドバーガー」を復刻すると発表しました。

レトロデザインがたまりません

1980年代には、家の外で音楽を聴くというのがちょっとしたトレンドでした。その背景にはソニーが1979年に発表したカセットプレーヤー「ウォークマン」が、空前の大ヒット商品になったことが大きかったのです。オーディオテクニカとしては、カセットと同じようにレコードも外で聴けたらいいじゃないか! と考えたのでしょう。そこで生まれたのが、本体を上下に開いて、レコードを挟んで回転させるというユニークな機構のプレーヤー。サウンドバーガーという愛称も、80年代当時はオシャレな食べ物だったハンバーガーになぞらえたものだったと思われます。

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Image: audio-technica

発想自体は素晴らしいし、家の外でレコードを聴きたいという需要もそれなりにあったと思うのですが、直径30cmもあるLPレコードはどうしても大きくはみ出てしまいます。くるくる回るレコードを歩きながら聴くのも難しく、サウンドバーガーは大ヒットというわけにはいきませんでした。その後の携帯音楽プレーヤーはCD、MD、MP3とメディアが移行していきましたが、昨今のアナログレコードブームを考えると、今回の復刻はいいタイミングです。

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Image: audio-technica

この復刻版では当時のデザインを忠実に再現しつつも、新たにBluetoothを搭載し、ワイヤレススピーカーやヘッドホンとの連携が楽しめます。またライン出力も装備しているので、手持ちのオーディオにも接続可能。オリジナルは乾電池駆動でしたが、復刻版はリチウムイオンバッテリー内蔵でUSB-C充電になっています。再生時間は約12時間。

実際のところ、持ち運べるレコードプレーヤーって、なにげに便利でいいんですよ。個人的にはフリマなどでレコードを掘るときの試聴用に持っていけるのがいいかなって感じます。最近はレコードブームもあって、フリマも以前ほど出物はないんですけどね。でも、このプレーヤーで、昨今人気になっている80'sのシティポップ聴くとハマるだろうなぁ。

Video: audio-technica / YouTube

価格は2万3800円。全世界7,000台の限定生産で、11月7日午前10時からオンラインで注文を受け付けます。ちなみにオーディオテクニカでは、創業60周年記念として特別仕様のカートリッジやヘッドホン、透明のアナログターンテーブルなども限定生産するので、こちらもチェックしてみてください。

Source: audio-technica(1, 2)