今までにないなめらか表示を、貴方に。
PCゲームを心ゆくまで楽しみたいのであれば、環境構築は大事です。特にGPU(グラフィックボード)は重要案件! ゲーム内キャラクターや銃弾などの動きはCPUが演算しますが、そのビジュアルをきらびやかに美しく、そしてラグなく描いてくれるのがGPUの役目なのですから。
そしてデスクトップ型のゲーミングPCであれば、パーツを換装して成長させることが可能です。同世代であっても上位グレードに交換すればパワーアップ、新世代パーツに交換してもスピードアップ。そしてもたらされるのは、さらなる高密度・高フレームレートの映像美。キレイキレイなのになめらかさもアップするなんて、「今までのゲームの映像はなんだったんだ」と高らかに歓喜の声を上げることでしょう。
とはいってもGPUだけを交換しただけではダメダメ。映像の出口となるモニターのスペック・クオリティも高めていかないと、素敵な最強ゲーム環境は作れません。でもモニターはデスクトップPCの筐体と同様、アップデートのたびに毎回買い替えるというものでもなく。
ならばこそ、皆さんのご自宅ゲーム用PCのこれからの成長を、余裕を持って受け止められるゲーミングモニターが必要なのです。そう。BenQ MOBIUZシリーズ「EX270QM」のようなゲーミングモニターが!
ゲーミングモニターとして練られた仕様

さて、BenQ MOBIUZ EX270QM。こうも推すだけの理由を挙げていきましょう。
まずはサイズ。27インチのIPSパネルを採用しています。27インチは視界に大きく広がるサイズながら、眼球の移動距離が控えめでゲームに専念しやすいサイズです。
解像度はWQHD(2560×1440)。同サイズの4K対応商品も増えてきていますが、27インチだとWQHDも4Kも解像感に大きな差があるとは感じません。
かわりにEX270QMはリフレッシュレートを極めてきました。最高240Hzの超高速仕様! ということは秒間240枚もの画像書き換えで、動きが激しいシーンでも残像がなく、なめらか番長間違いなし。AMDのFreeSync Premium ProといったVRR(可変リフレッシュレート)にも対応しているから、低負荷シーンから高負荷シーンに切り替わっても、見た目が同じで違和感なし。
sRGBの色域99%以上が描写できるDisplayHDR 600にも対応。表示の明暗差が著しいゲームであっても、光のなかの色や暗闇のなかの形の表現力に優れているために、立体感を強く感じ取ることができます。
次世代、次々世代のゲーム環境にも対応する

実際にゲームで試してみたら、どんな印象を受けるでしょうか。ジャッジをするのは『サイバーパンク2077』のPC版。下記スペックのゲーミングPCを用いてチェックしてみました。
CPU: Intel i9-12900K
メモリ: 16GB×4 =64GB( PC4-25600 / DDR4-3200 )
GPU: NVIDIA GeForce RTX3090
すでにプレイ済みのエッジランナーの皆さまはお気づきでしょう。『サイバーパンク2077』は極めて高いPCスペックを必要とするゲームだということに。それでも暗がりの描写力が高いEX270QMなら、ナイトシティの美を色濃く鮮明に映し出してくれます。
FPSや格闘ゲームであれば、色変化GtG (中間色反応速度) であってもオブジェクトの輪郭描写MPRT(動画応答時間)であっても応答速度1msという速度が効きます。マウスを素早く一気に動かしてゲーム内のカメラを高速パンしたときも、ビシッと引き締まった映像を見せてくれます。
実のところ、現状ではEX270QMのスペックを最新のAAAタイトルでフルに引き出せるゲーム環境はありません。それほどまでにゲームの世界へと没入できる性能を持っているからこそ、ゲーミングPCをアップデートしたときにも追従してくれる。解像度もリフレッシュレートもより高い表現が可能になるGPUなどが登場するまで、長く使い続けることができる。そんな余裕があるわけです。
発色の良さが際立つ独自機能

見えにくかった部分もしっかりと描写してくれる広いダイナミックレンジを実現するHDRですが、均等に色表現を拡張する傾向があるため、表示するコンテンツによっては無駄に派手に見えちゃうこともしばしば。そこでEX270QMには、ゲームコンテンツの映像傾向に合わせて色はより鮮やかに、輝度をやや控えめにチューニングしてくれるゲームHDRiが備わっています。また映画コンテンツ向けにチューニングしたシネマHDRiも選べます。
これらのHDRiはBenQ独自の技術であり、HDR表示対応ゲーム/映像だけではなく非HDRコンテンツも色が引き立ち、没入感を高める効果あり。つまり、ノベルゲームやYouTubeの普通の映像であっても、鮮やかな表示が可能です。
VRR(可変リフレッシュレート)も忘れてはならないポイントです。GPUと比較してモニターのリフレッシュレート性能が高すぎると映像の一部がちらつくティアリング現象が起きやすくなりますし、PC側の負荷が高くなりすぎて固定のフレームレートで映像を出力できないとき、同期をとるために急激にフレームレートが下がってガクついた表示になりがちですが、VRRがあることでこの問題をまとめて解決してくれるんですね。
迫力サウンドで外部スピーカーいらず

ゲームも動画も思いっきり楽しみたいなら、映像の綺麗さ滑らかさだけではなく、臨場感を高めてくれるサウンドシステムの品質も重視しなければなりません。
残念ながら標準的なモニターの多くは、サイズやコスト面から、このサウンド部分が蔑ろにされがちな傾向があります。再生周波数帯域が狭く、特に低音がスポイルされているために、スマホスピーカーのような薄い音しか聞こえなかったり。

EX270QMは違いますよ! 背面サブウーファーを内蔵した2.1chのtreVoloサウンドシステムを内蔵しているんです。だから爆発音をはじめとしたSEがとてもリアルで部屋に響き渡ります。
低ビットレートの音源も高周波数部分の音域を調整してくれるので伸びやかな音になるし、スピーカーユニットそのものもデュアルボイスコイル/デュアルマグネット構造で駆動力をアップ。液晶モニターに組み込まれているサウンドシステムとは思えないほどの高品位なサウンド再生を得意としています。
DSPにより、映画、ゲーム、台詞/ボーカル、ロック/パーティー、ポップ/ライブの5つのサウンドモードで音場を調整してくれるのもポイント。ゲームモードでは定位感が強調されるため、SEから敵兵の位置が察知しやすくなるといった効果も。
自分好みにセッティングできるクイックメニュー

多機能であることは嬉しい反面、操作が複雑になってしまうとうまく使いこなすことができません。そこで、OSDクイックメニューの出番です。よく使う機能をクイックメニュー内に設定しておくことができるんですね。
背面にジョイスティックがついているので複数の階層で分けられた項目にもアクセスしやすいし、付属のリモコンでも離れた位置からメニューの操作が可能です。
スピーカーの音量調節や接続した機器の入力切替を手元で操作できるのはもちろん、先述したHDRiの切り替えがリモコンからワンボタンで行えるなど、充実した機能を手軽に使いこなせます。
このユーザビリティの高さもEX270QMのストロングポイントといえますね。
最新ゲーム機器を接続できる映像ポート

入出力ポートも見てみましょう。DisplayPort 1.4は1系統、HDMI 2.1は2系統。ゲーミングPCだけではなく、PS5などの据え置きゲーム機も合わせて3台までの機器を接続可能です。
このポート数ならビジネス用のラップトップをつなげて、リッチなテレワーク環境を作っちゃうのも夢広がりますね。EX270QMのグラフィックとスピーカーの品質は、ビジネス体験も一段上のものを引き出してくれるはず。
またアップストリーム用のUSB Type-Bが1系統、ダウンストリーム用のUSB Type-Aが2系統用意されており、EX270QMを簡易USBハブとして使えるのもいいところ。有線キーボード/マウス派の人であれば、USBケーブルをPC本体までなが~く這わせるなんてことをしなくて済むので、デスク上をスッキリとさせておくことができますよ。
選んでよかったと思えるゲーミングモニター

グラフィックに贅を凝らされた最新のPCゲームを楽しむには、GPUにこだわらなくてはならない...というのは基本的なハナシ。だからこそガチゲーマーはパーツ交換ができるデスクトップ型のゲーミングPCを好んでいますが、PC本体だけを重視した機材セッティングでは本質をとらえているとは言えません。
EX270QMのような、ハイクオリティな映像表示が可能なゲーミングモニターがあってこそ、最新のPCゲームを心ゆくまで楽しめるというもの。しかもEX270QMは前述したように、ゲーミングPCのアップデートに追従してくれる余地があります。自宅に置く最高のゲームシステムの「のびしろ」を支えてくれるモニターなのです。
いまはPS5しか持っていないという方にもお勧め。将来、最新のゲーミングPCを買ったときに、「選んでよかったEX270QM!」と思うこと間違いありません。
Source: BenQ