日本主導のファウンドリ誕生。半導体の覇権を取り戻せるか?

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  • author 宮城圭介
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日本主導のファウンドリ誕生。半導体の覇権を取り戻せるか?
Image: Shutterstock

次世代半導体に参入するラストチャンス!

経済産業省は年内に次世代半導体の研究開発拠点として、技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)の設立と、量産製造拠点を新会社Rapidus(ラピダス)が担うことを発表しました。民間やアメリカなどと連携して、2ナノ(ナノは10億分の1)メートルより細い次世代半導体の開発を目指します。回路線幅が細いほど高性能で消費電力が少ない半導体となるため、超高速通信や自動運転などの次世代技術に欠かせません。

参加団体

研究開発拠点LSTCは、東京大学、東京工業大学、東北大学、理化学研究所や、アメリカで設立が予定される国立半導体技術センター(NSCT)との連携も視野に入れています。Rapidusは、トヨタ自動車、デンソー、ソニーグループ、NTT、NEC、ソフトバンク、キオクシア、三菱UFJ銀行の8社が合計で73億円出資しています。

今後の動き

政府は半導体支援策に1.3兆円の補正予算案を策定しており、Rapidusは早ければ2026年ごろの量産体制を確保する見込みです。次世代半導体が、どんなガジェットの頭脳となっていくのかが楽しみです。

チップ不足解消のために、アメリカ政府が支援を検討

世界的なチップ不足解消のために、米政府が本格介入する模様。製造研究への資金援助やサプライチェーン改善のための資金割り当てなどの政策。

https://www.gizmodo.jp/2022/04/us-gov-considers-helping-to-solve-tip-shortage.html

Source: テレ東BIZ, NHK, 経済産業省