テクノロジーってこういうことのためにあるはずじゃないの? まじで。
12月3日、国際障害者デー(障害者週間)にAppleが公開したAccessibility Videoを見て猛烈に感動したので、紹介をさせてください。
障害を持つ人々の創造性とリーダーシップを讃え、彼らの物語を知り、そして伝えるというコンセプトで作られたストーリーです。
心を打たれたのは、Appleのテクノロジーの凄さではなく(もちろんすごいけど)、出演された方々がみな「世界を変えよう」としていることにです。イノベーションはここから始まるし、テクノロジーはAccessibilityのためにこそあるんだと実感させられます。そんな「マイノリティーの目線」から始まるイノベーションの例は、このビデオだけでなく枚挙に暇がないのかもしれません。だからこそ、ギズモードはイノベーション(=社会変革)を伝える媒体じゃなきゃいけないんですよね。

我が身を振り返って、その熱意を失ってはいなかったか? ちょっと反省してしまいました。
今のSNSを起点とした風潮だと、ひょっとしたら「お花畑」とか「所詮はプロモーションだろ」と揶揄する人もいるのかもしれません。でも、本当に重要なのは「これは我々かも(或いは我々でないかも)しれない」という共感ではなく、「私たちを取り巻く社会」に対する冷静な認識と、その冷酷な現実を補完する知恵(アイディア)なんだと思います。
Source : Apple