香港のデモ応援歌を「国歌」と取り違えて流す事態が相次ぐ→政府は「Googleのせい」

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香港のデモ応援歌を「国歌」と取り違えて流す事態が相次ぐ→政府は「Googleのせい」
Image: Shutterstock

香港中国ですから…。

若者たちが香港国家安全維持法(国安法)に反対し、大規模なデモを繰り広げたのもいまは昔。当時はGlory to Hong Kong(香港に栄光あれ)という歌が、反政府デモテーマソングとなり、現地で口ずさまれていました。

このほどThe Wall Street Journal(WSJ)は、Google(グーグル)が、香港政府からの圧力にさらされ、このテーマソングを香港国歌の検索結果に表示しないよう求められていると報じましたよ!

香港国歌をめぐる複雑な問題

そもそも香港の国歌は、中国国歌のMarch of The Volunteers(義勇軍行進曲)です。

ところが、デモのテーマソングとなったGlory to Hong Kongが、まさかの国際的なスポーツの祭典で流されたり、紹介されてしまう事態が相次ぎました。

たとえば、直近では、先月に韓国で開催されたラグビーのトーナメント戦で、誤って香港国歌として流されてしまったそうです。さらには、その後もドバイで開催された重量挙げの大会で、やはり誤って流されてしまったんだとか。

気になるGoogleの対応

世界各国のイベントスタッフが、あろうことか国歌を取り違えてしまったのは、Googleの検索結果で、国歌ではなく、反政府デモのテーマソングだったはずのGlory to Hong Kongのほうが、常に上位に表示されてしまうからだ。そう香港政府の行政長官や親中派の議員たちは批判し、Googleの親会社のAlphabetを名指しで非難したとも報じられています。

Googleの広報担当は、香港の政府関係者から検索結果の調整を求められたとの報道に対して、コメントする立場にない、と沈黙を保っています。

現地点では、google.com.hkで香港国歌を検索しても、まだGlory to Hong Kongに関する情報がトップで表示されるようです。かつては、断固として香港政府への協力を拒否する姿勢も示していたIT大手。しかしながら、この先どうなっていくのかは、まだわかりません。

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Source: WSJ