来年の夏、私たちは一体何を見せられるというのか。
トム・クルーズの凄さは何度もお伝えしていますが、その伝説をアップデートする動画が公開されました。
『ミッション・インポッシブル/デッドレコニングPART1』のアクション舞台裏映像なんですが、これが語彙力を失うレベルですごいんです。
とりあえずご覧ください。
これまでトム・クルーズは登ったり、飛び降りたり、走ったり、飛んだりしてきましたが、今度は“ノルウェーの崖をバイクで飛び降りる” という合わせ技に挑戦するみたいです。
「昔から憧れていた」というトムのセリフから、彼が通常のマインドを持って生きていないというのが丸わかり。普通の子どもは、ノルウェーの崖をバイクで飛び降りる夢なんて抱いていませんからね……。
今の実写でここまで入念な準備するのはトムくらい
トムの夢を具現化するために準備されたものは、たったひとつのミスも許さない最高のスタッフたちと、途方もないバジェット。
スカイダイビング500回、モトクロスジャンプ13,000回、英国にトムの練習用にジャンプ台を設置してトムの軌道を計算し、3次元でトムの居場所を把握するといった念入りな練習が重ねられたそうです。
このトムのアクションを撮影するために導入されたのが、バイクで滑走するトムの前を飛ぶドローンカメラ。これができるカメラは2年前には存在していなかったそう。
つまり、ヘイロージャンプで観客の度肝を抜いた『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』より、去年私たちが見て激感動した『トップガン マーヴェリック』よりもすごい絵が見れるかもしれないってことなんですよ(『マーヴェリック』は2018年撮影開始)。
動画のラストでポーーーーーーーーッンと崖を落ちていくトム・クルーズ。全てが完璧すぎて、なんだか超簡単なことをやっているかのように思えてくるから怖い。
気になりすぎて寝られない
ネタバレよろしく見せ場を披露していますが、ここでひとつの疑問が。
イーサン・ハント、なんでノルウェーの崖に設置されたジャンプ台をバイクで走って落下しなきゃいけないの? どんな流れでそんなことをすることになっているの?
このシーンは、1番の見せ場か、オープニングシーケンスの掴みのアクションなんだと思うのですが、あまりにも唐突すぎて、前後が気になりすぎて寝られなくなりそう。
個人的に、“トムがやりたいアクションを中心に逆算で物語を考える”みたいな『IM』シリーズのあり方が大好きなんですよね。もっと危険なものに挑戦するってクリストファー・マッカリー監督も言っているので、他にも色々あるんだろうなぁ。
『ミッション・インポッシブル/デッドレコニングPART1』は2023年7月21日(金)全国公開。いやー、楽しみ。本当に楽しみです。