2m先から電源をONにするだけ。だがそれがいい。
スマート家電と音声アシスタントの組み合わせで、家中のいろんなものが遠隔操作できるようになった昨今。コンピューターはまだ電源ボタンをポチっと押さないと起動ません。起動さえしていれば、遠く離れたコンピューターから操作することもできるんですけどね。
届きにくい場所に筐体を置ける
マウスコンピューターが作ったのは、デスクトップPCの箱にある電源を押さずとも、デスクの上で起動ができるようになる「デスクトップ用外付け電源スイッチ」。ケーブルでの有線接続なので2mの距離でしか使えませんが、筐体が机の下など手の届きにくい位置にあるならこれで充分。デスクの上に置いてあるだけですぐ手が届くようになるのです。
機能は電源をONにするだけという潔さですが、起動中はボタンが光るので、起動中の勘違いでまた起動させようとして、強制停止させてしまう事態が避けられます。

注文時に追加するしかないけどね
価格は2,970円ですが、マウスコンピューターのmouse、G-Tune、DAIV、MouseProを注文するカスタマイズ画面で接続端子を増やしてもらう必要があります。既存のPCに使えないのは仕方がありませんが、もし新機種を買うのであればぜひ。
しかしPCの遠隔起動は、SwitchBotのボタンで世界中どこからでも可能なのでは? と思うと、敢えて作ったのはPC業界革新のための第一歩という気がします。