オフィス街に溶け込む移動販売ロボ。
コロナ禍の後押しもあり、海外では車輪が付いた配達ロボがたくさん配備され、路上を賑わせています。日本でも茨城県つくば市で「自動配送ロボット(UGV)」が楽天西友ネットスーパーの商品を配達するなど、少しずつ浸透しています。
丸の内に配達ロボ参上
今度はPanasonic(パナソニック)の配達ロボ「ハコボ」が、東京の丸の内仲通り周辺で販売実証実験を行います。人が多いエリアで不特定多数を相手に、飲み物やカプセルトイを売り歩くのですが、日本で初めて保安要員を伴わず単独で行動します。
実証期間は、12月1日~2023年2月4日の予定で、期間によって丸ビル~三菱ビル、大名小路、行幸通りと、丸ビル~丸の内パークビル、大名小路、行幸通りといったふたつのエリアを周回します。

写真で見ると、おひとり様用の小さな冷蔵庫や、どこにでもありそうなガチャガチャの機械が搭載され、タッチ決済で購入するようですね。カプセルの中身がどんなものになるのか気になりますが、“丸の内“の“ロボット“からゲットしたものが“スライム“とかだったらちょっとガッカリかも?
東京なら問題なく実験できそう
最先端でハイテクなものがシレっと街中にあるのに、気にも留めない人々が多い東京。丸の内エリアなら、この配達ロボも自然になじみそうです。こうして普及するのは便利ですが、くれぐれもサンフランシスコの警備ロボのようにクレームで活動を制限されたり、噴水に身投げしたり、電車に轢かれることなどないように…。
Source: Panasonic