料理の下ごしらえが、基本的に苦手です。にんにくの皮むきもその一つ。薄皮がなかなかむけなくて、いつも四苦八苦しています。
「何かいい方法はないだろうか……」と思っていたら、「予約が取れない伝説の家政婦」で知られるタサン志麻さんの著書『志麻さんの台所ルール』(河出書房新社)で、目からウロコの裏技を発見。
アルミのボウルと鍋の蓋を使うんだ

アルミのボウルとにんにくを用意します。

ボウルににんにくを入れ、ボウルに鍋の蓋をして数分、にんにくを振りましょう。
にんにくを縦横無尽に転がすようなイメージで。ちなみに、鍋の蓋の代用としてラップにしてみましたが、NG。ボウルの代わりにプラスチックのタッパーにしてみましたが、こちらもイマイチでした。
やはり、志麻さん直伝の「ボウル+鍋の蓋」がベスト!

おおっ! 表面の皮は難なくスルスルとむけました。
では、薄皮はというと……。

お尻の方からむくとするっというより、パカっとむけました。
感涙ものの裏技テク!
これで、にんにく素揚げやにんにくの醤油漬けが気軽に作れちゃうなぁ。うれしい〜。
『志麻さんの台所ルール』(河出書房新社)
伝説の家政婦・タサン志麻さんが本当に伝えたい“料理上手”になる方法を優しく伝える一冊。早く・無駄なく・おいしく毎日の料理を作るノウハウが詰まった初の料理ルールブック。
※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Photo,Text: 石上直美