端っこまできれいにスキャン。
紙の本は素晴らしいものですが、保管するためのスペース確保がたいへん。そこで編み出された技が「自炊」。紙の本をバラバラにしてそれをスキャナーで電子化するという、デジタル時代の本の保管方法です。
一時期自炊が大流行して、裁断機などが売れに売れまくったときもありましたが、なんせ面倒。また、紙の本を裁断してバラバラにすることに抵抗を感じる人も多かったと思います。本って思い出詰まりまくりですからね。
そんな「自炊したいけど本を裁断したくない」という方にぜひオススメしたいのが、サンワサプライの「ブックスキャナ」です。
「自炊時に影ができてしまう問題」をクリア

こちら、見た目はちょっと小さいコピー機のような感じ。これに本を挟んでスキャンするわけですが、従来のスキャナーの問題点を解決しています。

それは、影問題。このスキャナーは片ページずつスキャンする方式のため、本を見開きでスキャンするときにできる中央の影が出ません。

また、スキャナー部分のエッジ幅を2mmと狭くすることで、ページの端が切れることを防止。
この2点の影問題をクリアすることで、裁断なしできれいに自炊することができるんです。
スキャンサイズはA4まで対応しているので、よほど大判の書籍や雑誌でない限り読み込むことができます。
お値段は7万4800円。これがあれば、僕がもう20年以上前に原稿を書いていたパソコン誌なんかもデジタル化して、雑誌自体は処分できるかもしれない…。くーーーー、いいなこれ。
Source: サンワサプライ via ITMedia PC USER