作るのも売るのも安いからね。
「ビートル」が代表的なドイツの自動車フォルクスワーゲン。やっぱり一番多く作っているのはビートルなのかと思いきや? 実はまったく別の、でもドイツらしい製品がトップなのだそうです。
VWの純正製品として作られている
それはカレー味のソーセージ「カリーブルスト」。日本で行なわれているオクトーバーフェストでも定番なので、ご存じの方も多いかと思います。自動車部品よろしく「199 398 500 A」という製品番号もある定番商品なんです。
「カリーブルスト」は1973年から生産が始まり、ドイツ国内6カ所にある工場のカフェテリア、および現地のスーパーマーケットやサッカー場でも売られています。1日1万8000本~2万本が製造され、2018年には約681万本が作られたとのこと。相性バッチリのケチャップ「199 398 500 B」と、専用の調理プレート「33D 069 602」、また2010年から豆腐ベースのヴィーガン用ソーセージも作られており、手広く展開しています。
工場見学をしてみよう
工場内部の様子はこんな感じ。自動車を製造するラインのように、ブラ下がったソーセージがどんどん流れてきます。
これらのソーセージの重要性は、「もしソーセージを作らなければ、自動車を作らないよ」と断言するほどなのだそうです。もしVWの自動車部門が潰れるようなことがあっても、ソーセージ屋さんでやっていけますね。
Source: Atlas Obscura via GIGAZINE, YouTube, Wikipedia