クリスマスツリー3.0!
私が産まれた年に買ったクリスマスツリー。26年間苦楽を共にしてきました。かつて見上げていた大きなツリーは、今や私と並ぶくらいに。こんなの、愛着しか湧かないですよね。しかし先日、最高の気分でツリーを組み立て、飾り付けした写真を友達に送ると「うわ、実家にありそうなツリー」との返信が。え、それどういう意味…? 褒めてる?
そんな実家感溢れる26年モノのクリスマスツリー(それもそれで素敵ですが)をアプデする方法はないものか……ギズモード編集部の先輩に聞いてみたところ、“スマートテープライト”なるものを教えてもらいました。
スマートテープライトとは、スマホと連携して操作できるテープ式のLEDライトのこと。今回は5m×2本入りの長さが安心なTP-Linkのものを使用してみました。
ちなみに当方、スマートホーム超初心者。設定のなかで苦戦したことや、率直に感じたことをお伝えしていきます。
いざ、デビュー戦へ

箱の中身はこんな感じ。説明書、テープライト5m×2、電源アダプター、コントローラーが入っています。テープライトの幅は1cmくらいで、表面のビニールはモチモチした触りごごち。かなり柔らかいです。
説明書がシンプルすぎたので、とりあえずまずはアプリをインストールしていきます。

さっそくTP-Linkのスマート家電用アプリ、Tapoをインストールし、アカウントを作成。コントローラー本体に記載のQRコードをスマホで読み取り、マイホームに追加します。
このテープライトはHomeKit対応で、スマホからの操作が可能。ビートに合わせた音声シンクロや、ライティングのエフェクトをスマホで作成したりできるとのこと。わくわく…!

そして、テープ本体の組み立て。これは付属の説明書に記載の通りで、組み立ては2ステップのみ。至って簡単です。
コントローラーの接続ポートは2口あり、テープライト2本を同時に繋げることが可能。そしてここで注意すべきなのが、繋げる際のテープの向きです。コントローラーとテープをよく見てみると、それぞれに小さな矢印マークが。この向きをしっかり揃えておかないと作動しません。

そして最後に、テープライトの電源をオンにしてWi-fi経由でスマホと連携します。こちらはアプリの画面表示に従って進めるだけ。「ぜったい難しいやん…」と身構えていましたが、なんとも操作しやすかったです。
よかった、クリスマス間に合った
連携できたところで、いざ飾り付け&点灯へ! ツリーの高さは150cmくらいあるので、今回は丸々1本と20cmほどを使用。好きな長さに切って調節できるので便利ですね。

スマホで実際に操作してみました。色やエフェクトが豊富で、今回の企画にピッタリな「クリスマス」なんてエフェクトも。その場の雰囲気に合わせて明るさを柔らかくしてみたり、マックスにしてみたりと、調整も可能です。
ちなみに明るさをマックスにすると、直視できないくらいの威力。TP-Linkの公式サイトによると、一般的な製品よりも約20%明るく、1.5倍長く使い続けることができるとのこと。

そして、私的におもしろかったのが音声とのシンクロ。試しにクリスマスソングを流してみると、音に合わせて点滅していました。ツリーと音楽が連動するのって、最高に楽しい。ほかにも、タイマーをかけたり、スケジュールを設定して毎日同じ時間に点灯できるようにしたりと、便利すぎる…! ツリーを毎晩点灯するのって、意識してないと忘れちゃいませんか? クリスマスまであと2週間しかないし、もっと早く出会いたかった。

ビジュアルは近未来感もありつつ、雰囲気がまるで80年代のアメリカのバーのよう。『ストレンジャー・シングス』的な感じ? いろんな機能を駆使することで、クリスマスがもっともっと楽しくなる予感がします。
アップデートも成功し、「なんか色々めんどくさそう」と、避けてきたスマートホームデビュー戦は無事終了。実際に飾り付けまでにかかった時間は30分くらい。設定も操作も思っていた以上に簡単で、短時間で終わりました。来年はオーナメントとか、ツリーの下のマットとかにもガジェットを取り入れてみたい…!
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