70年代にSiriがあったらこんな感じ? 質問に文面で答えてくれるタイプライター

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
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70年代にSiriがあったらこんな感じ? 質問に文面で答えてくれるタイプライター
GIF:YouTube - Cameron Coward

元祖スマートアシスタント(風)。

もしも、タイプライターとおしゃべりすることができたら、きっとこんな感じなのかなと想像させてくれる動画をCameron Cowardが公開。スクリーンじゃなくて紙なところが、テクノロジーというより魔法っぽいような、ちょっとした愛おしさすら感じさせてくれます。

Video: Cameron Coward / Youtube

使用されているタイプライターは、Texas Instruments Silent 700 Terminalというもの。ドットマトリクス式(インクリボンの代わりに、発熱体と感熱紙を使用)で、従来のタイプライターよりも静音。さらにモデムと音響カプラー内蔵で、パソコンに遠隔接続して使用できるのが特徴。当時は誰もがパソコンを持っているわけではなかったので、これはある意味、現代でいうクラウドの原型に近いイメージといえそうです。

旧作の進化バージョンとして形をなした今回の試み。メッセージの受信と送信の両方ができるタイプライターの伝達能力を活かして、Raspberry Pi Zero WのスクリプトをWolfram Alphaの"返事ができるエンジン"にかけることで、やりとりできるようになっています。ただこれだと、起動するまでに時間がかかったり、Linuxターミナルへのログインが必須だったり、質問するのにかなり具体的なフォーマットが必要だったりしてちょっと不便。

そこでESP32を使用し、Wolfram Alphaとの通信はWi-Fi経由、Silent 700タイプライターとのインターフェースはシリアルポート(今で言うUSBポート)経由に。結果として、数秒で起動できるようになり、特別なコマンドや言い回しは必要なく、今日のスマートアシスタントのようにスムーズに質問に答えることができるようになりました。よりテクニカルな情報は、Instructablesでも公開されています。