ソニー x ホンダのEVを支えるクアルコムとEpic Gamesの技術

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  • author 武者良太
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ソニー x ホンダのEVを支えるクアルコムとEpic Gamesの技術
Image: ソニー・ホンダモビリティ

このパーティメンバー、強力すぎませんか。

ソニーホンダが手を組んで取り組むEV企業ソニー・ホンダモビリティ(SHM)がCES 2023で自社のブランド名を発表しました。「AFEELA」(アフィーラ)と名付けられたそのブランド名には「FEEL」(感じる)の文字が含まれており、最先端の技術と感性を掛け合わせてモビリティの革新を追求していくという意味が込められています。

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Image: ソニー・ホンダモビリティ

同時に発表されたプロトタイプカー(VISION-Sとは別。車名未公開)は、ご覧のようにセダンタイプ。ボディサイドやホイールに組み込まれたライン式LEDライトのMedia Barが印象的ですね。車外に向けての情報発信デバイスとして、今後さまざまなパートナー、クリエイターと共に可能性を幅広く模索していくそうです。

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Image: ソニー・ホンダモビリティ

インテリアはシンプル&スマートにまとめてきました。コントローラや装飾は最小限といっていいでしょう。ソニー・ホンダモビリティ自身が「注意を逸らす装飾性を極力無くし」(プレスリリースより)と語っていることからも、旧来のカーデザインとは一線を画した価値観で設計されたことがわかります。

このプロトタイプには車内外に計45個のカメラ、センサー等を搭載。道路状況やドライバーの運転状況も常にモニタリングして、不慮の交通事故防止に貢献するとのこと。これらのセンサーを管理し、また自動運転レベル3の実現や今後のアップデートを含めたデジタル機能を司るSoCとして、クアルコムの自動車産業用Qualcomm Snapdragon Digital Chassisを採用する予定です。

さらには移動空間をエンターテインメント空間として拡張するために、Epic GamesがもつUnreal Engineの技術も活用していくとのこと。完全自動運転時代に欠かせなくなる、セカンダリアクティビティの研究もするってことですね。新しいエンターテインメントの可能性も追求するべく、メタバースなどのバーチャルなデジタル空間にも取り組むみたい。

個人が運転するためのクルマではなくなる時代が、もうすぐやってくるのだなあ、という思いがあるとともに、ソニー、ホンダ、クアルコムとEpic Gamesがクルマというデバイスをどうカスタムメイクしていくのか、楽しみですね。

Source: ソニー・ホンダモビリティ