失敗しないのその先へ。
パナソニックは、自動調理鍋の新製品「オートクッカー ビストロ NF-AC1000」を12月7日に発表。新製品で作った料理を試食できるお披露目会におじゃましました。

圧力調理と自動かき混ぜを両立



この製品、これまでの自動調理鍋とはひと味違います。材料と調味料を入れ、レシピを選んでボタンを押せば自動で調理できるのはもちろんですが、最大2気圧の圧力による調理時間の短縮も実現。

もちろん、自動でかき混ぜてくれる撹拌(かくはん)機能も搭載。鍋底の羽根による下からのかき混ぜ+鍋内のリブで、煮込み時や炒め時の焦げ付きやムラを減らすことで、ワンランク上のおいしさを実現しています。
材料をぶち込んだだけとは思えない

今回の発表会では、ホテルニューオータニのシェフによる料理を試食しましたが、これがもう絶品。

スペアリブと肩ロースを使った豚の角煮。圧力のおかげで煮崩れせずに柔らかく、それほど濃い味付けではないものの、肉の中までしっかりと味が染みこんでいました。

オニオングラタンスープは、飴色になるまでじっくり炒められた玉ねぎの甘さと、焦がしバターの風味が体の奥まで染み渡りました。もちろん、玉ねぎの炒めも本機で行なっています。
撹拌機能により、かき混ぜながら炒められるので焦げ付きゼロ。ほったらかしで飴色玉ねぎが完成します。

炒め物も得意。特に炒飯は、ご飯がパラパラでまるで中華料理屋さんの出来映え。これも優秀な撹拌機能と最大1285Wの高火力が成せる技ですね。
プロのレシピをダウンロードして再現

しかも、スマホアプリ「キッチンポケット」から100種類以上のレシピをダウンロード可能(本体には30種類まで登録可能)。料理が得意ではない方でも、簡単にプロの味を再現できます。
発売は2月上旬の予定。店頭予想価格は税込8万8000円。
正直僕は、「野菜と肉をぶつ切りにして鍋に放り込んでめんつゆで煮込む」くらいしかできない料理レベルなので、これは欲しい!と心底思っています。豚の角煮、炒飯、カレー、もつ煮込み…。作りたい料理がたくさんあるんですよ。

自炊したいけれど料理が得意ではないという方、料理をしたいけれど時間がなかなか取れないという方、今使っている自動調理器がイマイチという方は、要チェックです。

Source: パナソニック