ベビーカーがハンズフリーになった!
子供が生まれて数年の間、絶対になくてはならないのがベビーカーです。四六時中抱っこしないで済みますし、赤ちゃん用グッズや買い物など荷物も積めて超便利。これがなきゃ子連れの外出なんて有り得ないってくらいです。
完全にSF映画の世界
平地で押すなら安全ですが、なにしろ車輪が付いているので坂道ではちょっと気を使いますよね。デュアル・モーター内蔵のGluxKind「Ella」は、上り坂は「ペアレント・アシスト・システム」のアシスト機能でラクラク。
下りは「インテリジェント・アダプティヴ・ブレーキ・システム」により、手を離してもブレーキをかけながらゆっくり進む、未来のベビーカー。
平地でも坂道でも、完全に手放しにしたって問題ありません。使用者の歩調に合わせて付かず離れずの距離で進む賢さです。
ベビーカーとロボティクスが出会った
「Ella」はとにかく赤ちゃんの安全第一。センサーで360度周囲の障害物を検知し、AIがそれらを避けて進めます。後輪の間にはパーキングブレーキもあるので、ひと踏みでストップするのも安心です。
寝かし付けのため前後に揺れてホワイトノイズが流れる「ロック・マイ・ベイビー」機能もあるので、なかなか寝ない赤ちゃんにもバッチリ対応。専用アプリで選曲や音量の調節、それに位置情報や活動状況の記録なども行なえるのもスマートです。

「CES 2023」で受賞!
「CES 2023」ではイノヴェーション賞を受賞しました。Bosch、GoPro、Dell、Weymo、Acerといった企業と肩を並べての受賞とあって、中の人たちはたいへん喜んだのだそうです。
ボディーの色をカメレオンのように変化させられるBMWと並ぶ様子は、さすが「CES」です。
GluxKind「Ella」は、3,800ドル(約49万2300円)とのこと。ベビーカーにしては高額ですが、育児が少しでも楽になるなら安いもんだ、と買う人もいるでしょうね。
Source: YouTube, facebook, Instagram, GluxKind via NEW ATLAS