こちらは(株)メディアジーンのメディアコマース・チームが編集・執筆した記事です。
ついつい、いろいろ見たくなりますよ!
学生時代、理科の実験や通信教育の観察キットってワクワクしませんでしたか? 未知の世界に触れ、新たな知識が増えるのが楽しかったですよね。
そんな気持ちを手軽に味わえるのがスマホを顕微鏡化できるレンズキット「microHunter」シリーズ。貼り付けるだけのシンプルな仕組みながら、スマホのズーム機能と合わせると最大800倍で観察できるんですよ。
サンプルを使う機会をいただけたので、筆者が使った感想も含めてみなさんをミクロの世界へ誘いたいと思います!
貼り付けるだけでスマホが顕微鏡に

今回利用したのは30倍レンズと100倍レンズがセットになった「ミクロハンターキットLite」。レンズ以外には倍率調整時に使うミクロ定規が入っていました。
100倍の方がよりミクロになりますが、筆者が使った感覚では最初は30倍の方が画角も広くて使いやすいと思います。

今回はサンプルのため含まれていませんでしたが、製品版ではこの動画のように使えるフォーカススタンドも付属します。

取り付けは本体をカメラのレンズに軽く押し付けるだけ。ナノ吸着パッドにより、繰り返し脱着が可能。
複数レンズがあるスマホの場合は専用アプリで起動する方に貼ってください。筆者のPixel 6aの場合は標準レンズの方で使います。

あとは専用アプリを起動し、任意の被写体を撮るのみ。
注意点がひとつあり、スーパーマクロレンズのため焦点距離がかなりシビアです。付属のスタンドなどを活用し、できるだけスマホを固定した状態で撮影するのがオススメですよ。
ミクロの世界は表情が一変

さっそく公園に落ちていた枯れ葉を撮影してみました。
目視では水分もなくカラカラな葉っぱも拡大すると違った表情に。葉脈の雰囲気なども生々しく、生命力を感じます。

専用アプリにはデジタルズームもあるため、「microHunter」レンズ装着状態からさらに3倍まで拡大が可能でした。

続いては筆者が穿いていたパンツの生地。レーヨンやナイロンの合成繊維のためサラサラとした手触りですが、高倍率でみるとラグマットのようなゴワゴワした印象ですね。

専用アプリは動画非対応のため、標準カメラアプリで手元のチラシを撮影した様子がこちら。四隅のケラレは専用アプリではトリミングで発生しないのでご安心を。
黄色・黒・白・オレンジが見える部分ですが、CMYK4色の配合によって各色が表現されているのが分かります。

筆者がデスクで利用するフルHDモニターはこんな感じに。三原色のライトでピクセルが構成され、その集合によってカラフルで滑らかな映像が届けられています。

同じ倍率でMac Book Pro 14インチのLiquid Retina XDRディスプレイに寄ってみたところ。
フルHDモニターに比べると解像度やppi(pixel per inch)も圧倒的に高いため、1ドットの細かさが段違いでした。そりゃキレイな表現ができるワケだ。
こんな感じで、使い始めると身の回りのモノをあれやこれやと撮影したくなるぐらい楽しかったです!
スマホに合わせてスケール調整も

スマホによってレンズの倍率も異なるため、ミクロサイズをより正確に知りたい場合は付属の定規でキャリブレーションしてあげてください。

アプリ内の定規は設定で入力した数値によってスケールが変わるため、対象ガイドの長さに合う倍率を何度か試していくとよいですよ。

本格的な顕微鏡に比べると物足りない部分があるかもしれませんが、スマホの機動力を使ってさまざまな物質を手軽にチェックできるのがいいですね!
さらにカメラロールにサッと保存できるので、子どもたちと夏休みの自由研究にも役立ちそうですよ。
スマホで手軽にミクロの世界が覗ける顕微鏡レンズ「microHunter シリーズ」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてお得なキャンペーンを実施中。
今回ご紹介した「ミクロハンターキットLite」は販売予定価格から800円OFFの7,800円(送料・税込)からオーダー可能でした。
他にも鉱石などの観察に適した偏光レンズバージョンも用意されていたので、ミクロの世界が気になった方はぜひチェックしてみてください!
Source: machi-ya