偏光機能でより分かりやすく。スマホが顕微鏡になる「microHunter X100P」を使ってみた

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偏光機能でより分かりやすく。スマホが顕微鏡になる「microHunter X100P」を使ってみた
Photo: junior

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

幼き時代の探究心が蘇りました!

顕微鏡と聞くとどんな思い出がありますか? 研究職の方を除けば、大多数の大人にとっては理科の授業を懐かしむ感じかと思います。

ただ最近はスマホカメラの性能もアップしているので、ちょっとしたアイテムで簡単な顕微鏡観察ができるんですよ。

それを可能にするのがスマホ用レンズキットmicroHunter」シリーズ。貼り付けるだけのシンプルな仕組みながら、スマホのズーム機能と合わせ最大800倍で観察が可能になります。

今回は2種類ある新作キットのなかから、偏光顕微鏡Verを使ってみたレポートをお届けします。通常Verのレポートが気になる方はこちら記事もチェックしてみてください。

偏光顕微鏡を手軽に使える

DSCF6015
Photo: junior

まずは耳馴染みの薄い偏光顕微鏡について知識を深めましょう。

透明〜半透明の物質や鉱石を観察する場合、コントラストの関係などで通常の光学顕微鏡で見えにくい部分もあるそうです。一方、偏光顕微鏡は色や明暗差をよりはっきりさせ対象物の特性を分かりやすくしてくれるとのこと。

「microHunter PLキット」は、そんな偏光顕微鏡レンズをスマホカメラに装着できるようにした製品なんです。

DSCF6085
Photo: junior

偏光顕微鏡による観察で重要なのがニコルと呼ばれる偏光板の向き

「microHunter PLキット」ではレンズ本体とケースに偏光板が搭載されており、レンズには向きを分かりやすくするための刻印線もありました。

DSCF6080
Photo: junior

ケースの右端に写るグレーの長方形部分が偏光板です。

観察方法は直行ニコルと平行ニコルの2種あり、ケース偏光板長辺とレンズ刻印線を平行にして観察することを平行(オープン)ニコルと呼びます。

DSCF6082
Photo: junior

反対に、ケース偏光板長辺に対してレンズ刻印線を垂直する観察法が直交(クロス)ニコル。この状態では背景が黒色で描写されます。

Video: microHunter/YouTube

それぞれの観察法の違いは上記動画にまとめられていましたので、気になる方はチェックしてみてください

※ クロスニコル:0:36付近、オープンニコル:0:46付近

神秘的な偏光顕微鏡%!(EXTRA string= )

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オープンニコル撮影 Photo: junior

百聞は一見に如かずということで早速トライ! 写真は、ある半透明のモノをオープンニコルで撮影しています。

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クロスニコル撮影 Photo: junior

同じモノをクロスニコルで撮影した写真がこちら。オープンニコルと比べ、繊維の向きや濃淡がはっきりして分かり良いですね。

IMG_0785_vinyl
クロスニコル Photo: junior

ちなみに撮影したのはビニール紐でした。上の写真は別カットになりますが、この倍率で見ても正解は導けないですよね(笑)。

普段は見ることのできない世界を「microHunter X100P」なら手軽に垣間見ることができますよ。

X100P_opennicole
オープンニコル撮影 Photo: junior

続いては、赤のマジックインキで色付けしたセロハンテープをオープンニコルで撮影してみました。この状態だとインクの部分に目が行きますが、

X100P_crossnicole
クロスニコル撮影 Photo: junior

クロスニコル撮影の切り替えると、インクよりセロハンテープの組織が際立ちます。

テープの糊や微細なゴミなどがはっきり見え、まったく違った雰囲気になりました。

X100P_open_mt12
オープンニコル撮影 Photo: junior

こちらはオプション品の岩石プレパラートの中から灰鉄輝石スカルンという物質を観察したところ。

X100P_cross_mt12
Photo: junior

できる限り同じ部分をクロスニコルに切り替えると、また印象がガラッと変わります。

背景が黒くなることで穴になっている部分も明確になり、白い部分の組織状態も分かりやすくなりました。2つの観察法でより正確に見れるのはいいですね。

今回は身近なモノで試してみましたが、知的好奇心を刺激されるので他にもたくさん観察したくなりましたよ!

フォーカススタンドが助かる

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Photo: junior

「ミクロハンターキットPL」にはレンズ本体に加え、フォーカススタンドやキャリブレーション(表示倍率調整)に使つマイクロ定規も付属します。

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Photo: junior

こちらがフォーカススタンド。プラモデルのようにバラして組み立てると、

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Photo: junior

スマホ支持用の土台が2つと、スマホの傾き調整用パーツができあがります。

ピント
Photo: junior

動画のように傾き調整パーツを前後させることで、細かくフォーカス調整が可能になる仕組みです。

「ミクロハンター」シリーズは名前のとおり、ピント調整もミクロな精度が求められるのでこれは助かるアイテムでしたよ。

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Photo: junior

スマホカメラのレンズが本体から出っ張っている機種の場合、スタンドの高さが被写体との距離に足りず位置調整が少し難しい場合がありそうです。

例えば筆者のiPhone 14 Proの場合、ケース下にスタンドの余りパーツを挟むとちょうど良い高さになりました。

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Photo: junior

紹介が送れましたが、最初に使う場合には専用アプリのダウンロードとスケールバーの校正(キャリブレーション)を行ってください。

付属のマイクロ定規を写しながら、表示されるルーラーのサイズが合うように倍率調整しましょう。


スマホで手軽にミクロの世界が覗ける顕微鏡レンズ「microHunter シリーズ」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてお得なキャンペーンを実施中。

今回ご紹介した偏光顕微鏡になる「ミクロハンターキットPL」は販売予定価格から1,200円OFFの6,500円(送料・税込)からオーダー可能でした。

ミクロの世界が気になった方はぜひチェックしてみてください!

Source: machi-ya, YouTube