そろそろ冬本番。
上半身はある程度重ね着ができますが、下半身はそんなに重ねるわけにはいきません。
とにかく暖かいインナーを探したら、モンベルの冬期登山にも対応できるというメリノウールタイツに行き着きました。
極寒地にもふだん使いにも

保温性や吸湿性に優れたメリノウールは、アウトドアウェアでもおなじみ。
スーパーメリノウールはポリエステルなどを混合した発熱性に優れた素材。
アウトドアブランドをはじめファストファッションブランドでもさまざまな発熱繊維が開発されていますが、その中でも抜群の発熱量を誇るそう。

モンベルのメリノウールタイツには、L.W.(ライトウェイト)、M.W.(ミドルウェイト)、EXP.(エクスペディション)の3種類あり、購入したのは最も厚手のEXP.。
対応シーンに冬期登山、スノースポーツ、極地遠征とあり一瞬迷いましたが、どうせならといちばん暖かいタイプに。結果、暑すぎるということはなく、EXP.にして正解でした。
最も厚手の割には薄手

実物を見ずに購入したのですっごく厚かったらどうしようかと思いましたが、ぜんぜん!アパレルブランドで厚手として売られているレディースタイツより若干薄いくらいだと思ってもらって良いと思います。
ウール特有のチクチク感も全くなし。

繊度18.5ミクロンの「マルチクリンプウール」を使用していて、繊維が通常のメリノウールに比べて15%長いため、滑らかで心地よい肌触りなのだとか。
ウールのレギンスはいくつか所有していますが、手洗いが必要などお手入れがちょっど面倒……。

スーパーメリノウールは、中性洗剤を使用して手軽に洗濯できるなどお手入れのしやすさもうれしいポイントです。
真冬にデニムも寒くない

1年を通して穿きたいデニムですが、これからの季節は1枚ではもちろん寒すぎるのでインナーが必須。
「スーパーメリノウール EXP.タイツ」を下に穿いておけば長時間屋外にいても寒くないです。
というか、タイツで覆われている部分は若干ポカポカするような。

その秘密は、表面と肌面の生地をナイロン素材の柱が支えるボックス構造。
生地と生地の間に暖かい空気をたっぷりと抱え込むことができ、さらに肌面にも暖かい空気を逃がさない凹凸(クレープ加工)が施されています。

1枚でも十分暖かいですが、下にシルクのレギンスを重ねるとさらに無敵。

ウエスト部分は平べったいゴムなので、お腹周りがもたつかずスッキリと穿くことができます。
残念なところ:薄いカラーがあったら買い足したい

この季節、白いボトムスの出番も多い筆者。黒だと透けてしまうので、インナーは白いレギンスを履いています。
しかし所有している中でも、「
」の暖かさはナンバーワン。
白や薄いグレーなど淡いカラーもあれば、もう1枚買い足したいくらいです。
上下スーパーメリノウールで1日快適

モンベルのスーパーメリノウールインナーといえば、スーパーメリノウール L.W. ラウンドネックシャツも愛用中。
シャツはもっとも薄手のL.W.で、黒の他に白も持っているくらいお気に入り。
セットで着れば、暖かく心地よいインナーに全身包まれて1日中快適です。
汗冷えしにくく暖かさが続くメリノウールは、室内と屋外を行ったり来たりする日や動き回る予定の日にもぴったり。

体感温度を快適に保ってくれるので、天気や気温が読めない日にも迷うことなく手に取っています。
※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Photo,Text: sato