もっとパワフルに、速く。
本日未明、Apple(アップル)から最新チップM2 Pro/Maxが発表されましたね。
このチップが搭載されるMacBook ProとMac miniは、前世代のM1 Pro/Maxチップ搭載のものと外観の変更がないので、購入を考える方は純粋に性能を求めて検討することになるはず。
なので今回は、前世代のM1 Pro/Maxチップと比べて、M2 Pro/Maxがどれほど性能アップを果たしているのか、見ていきたいと思います。
M1 Pro→M2 Pro
・グラフィック性能が最大30%上昇
・Neural Engine(機械学習の処理に特化したシステム)40%高速化
・最大20%高速のマルチスレッドCPUパフォーマンス
・Motion(macOS向けモーション・グラフィックス・デジタル合成ソフトウェア)でのタイトルとアニメーションのレンダリングが最大20%高速化
・ Xcode(ソフトウェアを開発するためのAppleの統合開発環境)でのコードのコンパイルが最大25%高速化
・Adobe Photoshopでの画像処理が最大40%高速化
M1 Max→M2 Max
・グラフィック性能が最大30%上昇
・Cinema 4D(3DCGソフト)でのエフェクトレンダリングが最大30%高速化
・DaVinci Resolve(動画編集ソフト)でのカラーグレーディングが最大30%高速化
動画や3Dアニメーション制作などに関する、クリエイティブな性能が特に伸びている印象です。M1 Pro/Maxチップに限界を感じている方は、乗り換えを検討してもいいのではないでしょうか。Intel製のチップを搭載したMacユーザーの方は、別次元の性能を感じられそうですね。
新しい2つのチップ。どれほどのスピード・パワーの差を感じるか、実機を触って感じてみたいです。
Source: Apple