なんだかんだ、やっちゃうんだろうな。
ポケモンGOなどの開発を手掛けた位置情報アプリや位置情報ゲームを製作するNiantic(ナイアンティック)から新作スマホ向けアプリ、『NBA All-World』の配信が開始されました。
本作はアメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAの公式ライセンスを取得しており、八村塁などの現役のNBA選手が登場するゲームとなっています。
NBAファンの僕が、この新作アプリを30分触って感じたところを述べていきたいと思います。
操作性はダメ
まず、街を歩くとNBA選手とエンカウントします。

エンカウントした選手とシュート対決をして、勝てばその選手をゲットできる仕組みです。あとは1on1をしたりもできますが、操作性は終わっています。

これは1on1の様子。オフェンスはフリック入力でドリブルの方向を決めて、白いボールのボタンを長押しでシュートします。駆け引きはないと言っていいです。
ディフェンスに関しては、押せるボタンは2つのみ。楽しくないのにやることが多い…。選手を獲得するシュート対決も、屋外でするには1回1回時間がかかるし、ポケモンボールを投げるくらいのシンプルさで選手を獲得したいと思ってしまいました。
良すぎるところ
でもNBAファンからすれば、興奮せざるを得ないところもありました。NBA選手たちの顔の造成がしっかりされていること。

激似です。この造形の部分は、コレクションゲームとして非常に重要なので評価できますね。
あとは、獲得した選手の身につけるものをカスタマイズできるところ。

例えば、adidas(アディダス)やPuma(プーマ)の実在するバスケットシューズを選んで選手に履かせられるんです。これは嬉しい。
でも、NIKE(ナイキ)はありません。あるのは低解像度の、偽物のジョーダンみたいなシューズです。
Niantic開発であるところから想像できましたが、このアプリはNBA版ポケモンGOです。コレクションゲームなんです。バスケットボールを楽しむゲームではありません。そこを理解すれば楽しめそうです。
でもこのアプリ、ファンゲームとしては十分遊べるレベルだと思いますし、個人的にはとても期待しています。ポケモンGOのように、今後のアップデートで面白くなっていくことを願っています。
Source: NBA All-World