NFTやメタバースなどに積極的な取り組みを見せている時計メーカーが増えていますが、オーデマ・ピゲもかなり本気度高いです。
オーデマ・ピゲといえば泣く子も黙る超高級ブランド。世界三大時計ブランドの一角に数えられる名門で、ラグジュアリースポーツウォッチの象徴的モデル「ロイヤル オーク」、クラシカルなラウンドウォッチを立体的な造形で再構築した「CODE 11.59」などが人気です。
いずれも高級スポーツカーが買えるくらいのお値段なので、おいそれとは手が出ませんが。
ジュネーブで体験可能
そんなオーデマ・ピゲがVRでタッグを組んだのは、ロサンゼルスを中心にアトラクション型のVR体験施設を展開しているDreamscape。
両者は「The Clockwork Forest(時計仕掛けの森)」なるVRアトラクションを作り上げました。このアトラクションは、ジュネーブのコンフェデレーションセンターモール内に設置されたDreamscapeの施設で体験できます。
Audemars Piguet and Dreamscape Immersive are proud to present “The Clockwork Forest” 🌲
— Audemars Piguet (@AudemarsPiguet) January 17, 2023
An immersive virtual reality experience drawing viewers deeply into the heart of an imaginary mechanical forest.#AudemarsPiguet#DreamscapeGenevapic.twitter.com/vM2wXhi5RZ
参加者はVRヘッドセットとモーションセンサーを装着し、オーデマ・ピゲが拠点を置くスイスのジュウ渓谷(時計産業の集積地でもある)をイメージした森の中で展開されるストーリーの主人公になれます。

参加者の使命は、自然の崩壊が起こる前に時間の流れを回復させるというもの。ウサギなどさまざまなキャラクターと協力しながら森の中でアリと戯れたりと、かなりファンタジックな世界が展開される模様です。
プレイはDreamscapeが開発した最先端のフルボディトラッキング技術を導入し、6人で同時に楽しめるそうです。
「The Clockwork Forest」は今年3月からの2カ月間限定で、参加は予約制です。オーデマ・ピゲの華やかで繊細なイメージを、VRの世界でどう表現しているのか気になるところですね。