専用OSが悪路走行を最適化。
コロナ禍になってから、社会的距離が保てて大自然も親しめるアウトドアがブームになりましたよね。
クルマでキャンプ場に行ってテントやバンガローに泊まるのもオツですが、自動車内ですべてが完結できる車中泊も憧れです。
アウトドア専用のEV
カナダのPotential Motorsが作ったのは、小型のワンボックス電気自動車「Adventure 1」。可愛らしい見た目でもオフロードだって走れるポテンシャルを秘めています。
ここで暮らせてしまう
車内にはモジュール式の台所や40Lの水タンク、それらの上にはふたりが寝られるフルサイズのベッドも装備しており、アウトドアがより楽しくなるクルマです。
ガルウイングドアで雨をしのげる
ちょっと車高が高そうな見た目ですが、底板のようなバッテリーが低重心化に貢献します。モーターは前後にひとつずつあり、全輪駆動で合計604馬力のパワーを発揮。
また「Off-Road OS」というオペレーション・システムが独立サスペンションを調節し、悪路でも最適な走りを生み出します。コンピューターみたいなEVですね。

緊急用のバックアップ充電器も積んでいますが、料理用に使っても良いとのこと。当然、充電切れで帰れなくなった時の命綱になります。小型なので牽引も簡単なんですけどね。
「Adventure 1」は、限定生産で希望小売価格136,600ドル(約1774万円)と高級車並のお値段。たくさん売れて会社が儲かって、廉価版が出たら良いんですけどね。こんな楽しそうなクルマ、絶対欲しい人多いでしょ!
Source: facebook, Potential Motors via uncrate