まるでパワーアップした主人公。
自動車と違って身体がむき出しの状態で乗るバイクは、コケたり事故に遭うと怪我をしやすいんですよね。
エアバッグ内蔵のジャケットやネックピロー的なアイテムはいろいろありますが、実は転んでダメージを受けやすい腰やお尻に向けて作られたエアバッグは少ないのが実情です。
太ももだけゴリマッチョ
スウェーデンのMo’cycleが発明したのは、お尻と左右の太ももを一瞬でガチムチ状態にする「エアバッグ・ジーンズ」。
運転時はケーブルでバイクとポケット内にあるCO2カートリッジを繋いでおき、40kgの力で引っ張られるとボン! っと膨らみます。
腰も守りたい
バイクで倒れると尻餅をつく確率も高いので、ここが膨らむのは理に適っています。
腰や尾てい骨は怪我をしやすい上に後遺症が残りやすい箇所ですし、膝部分にもバッグが伸びているのは安心です。
デニムは宇宙服や軍服にも使われているほどのタフさを誇る、「ARMALITH」という強靭な生地で作られています。路面でド派手にスライディングをしてもボロボロになりません。
また膨らんでからしばらく経つと勝手にしぼむので、ずっとガチムチにならず、再び動きやい状態に戻ります。カートリッジは交換式なので、ジーンズが使い捨てになりません。

「エアバッグ・ジーンズ」は近日発売予定。今なら38%引きで445ドル(約6万円)、上半身用にエアバッグ入りベストとセットだと500ドルお得な799ドル(約10万7800円)で予約ができます。
安い買い物ではないかもしれませんが、自分の身体や命を大事にしたいならぜひ。
Source: YouTube, Mo’cycle (1, 2) via NEW ATLAS, designboom, ARMALITH