開放型ヘッドホンを買って実感した、外音が適度に聞こえる快適さ

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開放型ヘッドホンを買って実感した、外音が適度に聞こえる快適さ
Photo: ヤマダユウス型

装着感も聴き応えも楽ちんなヘッドホン、あります。

最近、改めてアイドルマスターの楽曲にハマってしまいましてですね。作業の合間にMacBook Proのスピーカーから適当に音源を流してたんですが、段々と物足りなくなってきてですね。

もっといい音で聴きたい…!

そんなきっかけから、家で使うためのワイヤレスヘッドホンを探し始めました。その結果行き着いたのが、オーディオテクニカの「ATH-HL7BT」。

ギズでも何度か紹介してるようで、僕も存在は知っていました。数あるワイヤレスヘッドホンの中からあえて本機を選んだ理由は、開放型だったから。いわば、ヘッドホンでながら聴きをしたかったんです。



外音が聴きたいから開放型を選んだ

ヘッドホンには外の音を遮断する密閉型と、音を遮断せず筒抜けにさせた開放型とがあります。密閉型は音楽への没入感が強くなる一方、外音が聞こえないことが違和感になることも。開放型は自然なリスニングが味わえますが、遮音性がないため外音がガンガン入ってきちゃいます。

僕の場合、料理や掃除、あるいはPC作業中など家にいるときにヘッドホンを使いたいと考えていました。こうなると密閉型は外音を遮断しすぎて違和感があるんですよね。玄関のチャイムが聞こえないときもあるし、聴覚を塞いで生活する感じになっちゃう。

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といった理由から、選ばれたのは開放型でした。イヤホンでいうと密閉型=カナル型で、開放型=インナーイヤー型に近いかな。家ではAirPodsNothing Ear (stick)などの開放型を使いがちなので、それをヘッドホンで実現したいという狙いもありました。

軽快すぎる装着感、たまらんです

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軽量性を意識したデザインで、質感はわりとプラスチッキー。高級そうには見えないけれどおかげで本体はとっても軽いです(約220g)。チラっと見える金属パーツやコードがカッコいい。

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イヤーパッドはファブリック系。フカフカしていて耳への圧迫感も控えめです。

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ボタンや充電のためのType-C端子、有線端子などは左側のイヤーカップにまとめられています。LDACコーデック対応なのでハイレゾワイヤレスにも手が届く。

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特徴的なのはやはり開放されたスピーカー部。開放型の特徴は↓の動画で一通り説明されてるんですが、やっぱり音抜けの自然さが密閉型とは違います。

じっくり音楽を味わうなら遮音性は大事だけど、僕がやりたいのはながら聴き。それに家なら雑音もそれほど気にならないし、ノイキャンの重要性はそこまで高くありません。「ATH-HL7BT」はノイキャン非対応ですが、これも問題なし。



手軽に使えてリッチに聞こえるヘッドホン

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PC作業中の音楽リスニングやWeb会議などで活用しつつ、料理を作ってる最中でも「ATH-HL7BT」を装着してることがあります。料理は音で判断してる要素が意外と多くて、包丁のトントン音や煮込んでる音なんかは、聞こえないと不安になるんですよね。

開放型の「ATH-HL7BT」は、そうした大事な雑音もしっかり耳に入ってくれる。もちろん音質も良好で、開放型の持ち味である自然な鳴りは密閉型とは違うラクな聴き応えがあります。とはいえ、低音の重みや高音の繊細さなどは密閉型が強し。どちらも持ち味がありますゆえ。

ちなみに開放型のデメリットである音漏れについては、iPhoneにつないで音量5割くらいでも隣の人に漏れ聞こえる程度です。電車や店内で使うのははばかられますが、散歩など外を歩くときに使うのは問題ないと思います。

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家でのんびり気軽に、でもイヤホンよりも豊かな音場で音楽を楽しみたい。「ATH-HL7BT」はそんな僕のニーズにぴったりのヘッドホンでした。というか開放型のワイヤレスヘッドホンがそもそも少なすぎるんですよ…。このジャンル、もっと増えてどうぞ!


※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Photo: ヤマダユウス型
Source: オーディオテクニカ

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