信号と同じ色のバロメーターで危険度も一目瞭然。
冬から春にかけ、偏西風の兼ね合いで増えるPM2.5。屋外ではその驚異に晒されてしまいますが、室内でもちょっと気になります。
北欧家具のIKEA(イケア)が作ったのは、手のひらサイズの空気質センサー「VINDSTYRKA」。温度と湿度、シックハウスの原因になるTVOC(総揮発性有機化合物)も監視でき、スマートフォンと連動するだけでなく、スマート家電の統一規格「Matter」にも対応します。
Matter対応デバイスと連携ができる

イケアはスマート家電に力を入れており、同社のMatterハブ「DIRIGERA」に接続すれば、サイドテーブルと一体化した空気清浄機「STARKVIND」と連動し、検知したPM2.5の量に応じてファンの強弱を調節するといった使い方もできるようになります。
これこそがスマート家電では?
多くの人は音声アシスタントに話しかけ、照明やエアコンやテレビなどの家電をオン/オフすることがスマート家電というイメージかもしれません。ですがその先を行き、環境の変化で自動的に家電を調節してこそが真のスマートさだと思うんですよね。目に見えない情報をトリガーにするなんて、SF映画のようです。
発売は4月を予定しているとのこと。単体でも使えますし、一番知りたいであろう温度と湿度を見るためにも、持っていて損はないかと思います。