時は金なり。macOSで時短するテクニック18選

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時は金なり。macOSで時短するテクニック18選
Photo: amito

2020年11月に公開した記事を再編集して公開しています。

Macを少しでも快適に使いこなすためにできること、まだまだあります。

米GizmodoによるMacでの作業や仕事の生産性を上げるための19の時短テクをまとめました。すでに実践していたものから知らなかったものまで、自分にフィットしそうな時短テクがあれば、ぜひ実践してみてください。

例えば、M2搭載の新しいMacBookを購入した人は、ウキウキしながら初期設定するタイミングで実践してみてはいかがでしょう。ただでさえ爆速なのにさらに速くなっちゃいますよ。

※以降、macOS Ventura 13.1の場合の設定

1. 少しでも早くOSを起動する

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Image: ギズモード・ジャパン

時短は、macOSの起動を待つ時間を節約することから始めましょう。「システム環境設定」から「一般」→「ログイン項目」の順に選択して、コンピューターの起動時に必ず立ち上がるアプリの一覧が表示されます。必要のないものを削除しましょう。

2. メニューバーを整理する

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Macの画面の一番上に横方向に表示される「メニューバー」はさまざまな機能に素早くアクセスするのに便利。メニューバー上でCommandキーを押しながらアイコンをクリック&ドラッグすることで移動させることができます。

メニューバーの外にアイコンをドラッグすると削除することもできます。Bartenderなどのサードパーティのアプリを利用すれば、メニューバーの動作を完全にカスタマイズすることができます。

3. もっとスマートに検索する

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Spotlight(Command+ Space)で瞬時に検索窓が開きます。ここから電卓で計算したり天気を調べたり、メッセージを検索したり(「母からのメッセージ」など)、特定のキーワードでEメールやドキュメントや写真を検索したりすることができます。

4.複数ファイルの名前を一気に変更する

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まだファイル名を1つずつ変えているの? Finderアプリで複数のファイルを選択し、 右クリックで「名称変更...」を選択すると、いっぺんにファイル名を変えられます。ファイル名の特定の文字列を別の文字列に置き換える、新しいテキストを追加する、または新しい形式を指定することで、規則正しく複数ファイルの名前を変えることができるんです。

5. ショートカットを覚える

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キーボードショートカットを熟知していればいるほど、生産性を大きく向上させる可能性があります。アップルは公式のmacOSショートカットリストを公開しているので、自分がよく使いそうなショートカットは習得しましょう。また、個々のアプリ(Google ChromeやPhotoshopなど)には、独自のショートカットのセットも用意されています。

6. 自分のショートカットをつくる

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デフォルトのmacOSのキーボードショートカットが使いづらかった場合は、自分オリジナルのショートカットを作成できます。「システム環境設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」の順に選択して自分用のショートカットを作成するか、 Alfredサードパーティのアプリを活用してカスタマイズもできます。

7. Siriに助けてもらう

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Siri、使ってます? うまく活用すれば、macOSの入力時間を大幅に削減できます。Siriは、ディスプレイの明るさの変更からメールのチェック、過去24時間に作業したすべてのファイルの表示まで、いろんな仕事ができるようになってますよ。

8. マウスとトラックパッドのジェスチャーをカスタマイズする

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マウスやトラックパッドの右スワイプ、クリック、ジェスチャーのカスタマイズも時短になります。「システム環境設定」から、トラックパッドまたはマウスを選択して、ショートカットを表示したり編集することができます。知らなかったジェスチャーが隠れているかもしれません。

9. 音声をもっと活用する

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macOSのアクセシビリティオプションの1つとして、音声でオペレーティングシステム上のほぼすべてのものを制御できます。 「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「音声コントロール」の順に進んで機能をオンにします。

10. ウィンドウを並べて表示する

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スクリーンをうまく整理することができれば時短に繋がります。ウィンドウの左上にある緑色のアイコンをクリック&ホールドし、ウィンドウを画面左側(もしくは右側)にタイル表示を選択し、反対側に別のアプリを配置することができます。より細かく高度にウィンドウの配置をカスタマイズしたい場合は、サードパーティのMagnetアプリが便利です。

11. プログラムオプションをすぐに見つけるには

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特定のアプリの機能にどこからアクセスするか思い出せない場合、またはその機能に一瞬でアクセスしたい場合は、使用しているアプリケーション内の「ヘルプ」メニューを開き、上部の検索ボックスからメニュー項目の名称や、使いたい機能を検索して即座にアクセスすることができます。

12. 複数のスペースを操作する

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デジタルワークスペースを整理しておくことも時短に有効です。「操作スペース」は、特定のアプリと開いているウィンドウを別々にコントロールするために、追加のデスクトップを作成してウィンドウを整理することができます。 Mission Controlを開き、「+」ボタンをクリックしてスペースを追加することができます。

13. デスクトップの整理(スタックを使用)

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macOSに組み込まれているデスクトップ整理ツールの活用もお忘れなく。このツールで、デスクトップを整理してくれるほか、ファイルのタイプ、日付、またはタグに基づいてファイルを整理してくれます。 デスクトップで右クリック→「スタックを使用」の順に選択して、機能をオンにします。

14. クリップボードの履歴を有効にする

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Image: CopyClip

macOSのクリップボードにコピーした履歴を使うことができると、生産性が向上しタスクがスピードアップします。しかし残念ながら、macOSにはこの機能はビルドインされていません。 代わりに、無料のオプションであるCopyClipClipyなどいくつかのサードパーティツールで代替できます。

15. Finderのサイドバーの表示をカスタマイズする

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Finderウィンドウの左側に表示されるお気に入りの場所のリストは、システムのさまざまな場所に簡単にアクセスできます。必要に応じてフォルダをお気に入りにドラッグしましょう。

16. 文字入力をスピードアップ

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入力頻度が高いフレーズがある場合は、辞書登録をしてそのフレーズを展開できるようにします。例えば「おね」と入力すると「お願いします」が出てくるといった具合です。自分用のテキストショートカットを設定するには、「システム環境設定」から「キーボード」→「ユーザー辞書」の順に選択します。(ご自身が使っている文字入力ツールがサードパーティ製であれば設定方法はそれぞれ異なります)

17. 通知を整理する

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絶え間なくピコピコと通知が届くと生産性に深刻な影響を与えかねません。通知をうまくコントロールするには「システム環境設定」→「通知」を選択し、通知を許可するプログラムを取捨選択することができます。また、「おやすみモード」から、通知を完全にオフする時間帯を設定することもできます。

18. ワークフローを自動化する

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Image: Apple

macOSのタスクとプロセスの多くは、ビルトインのAutomatorアプリで、起動やバッチ処理が可能です。複数ファイルに対して同じ変更を実行したり、画像のグループのサイズを一度に変更したり、カスタムワークフローを作成して、Macに作業を自動的に実行してもらうことができます。詳しくはAppleのAutomatorユーザーガイドを確認すると良いでしょう。